3月30日から31日の2日間にわたり開催されたセガフェス2019にて、
古参のファンが待ち望んでいた幾つかの発表があった。
一つは暫く情報のなかったメガドライブミニ。
これに関しては発売日と収録タイトルの幾つかが公開となり、
収録されるゲームの本数は全部で40タイトルになることが明かされた。
今回公開となったタイトルは『ソニック・ザ・ヘッジホッグ2』『ぷよぷよ通』
『シャイニング・フォース ~神々の遺産~』など、事前に仄めかされていた
タイトルに加え、『スペースハリアーII』『ガンスターヒーローズ』そして
『レンタヒーロー』『コミックスゾーン』の7本の人気のセガタイトルと
『バンパイアキラー』『レッスルボール』『魔導物語I』のセガ以外の3本の
サードパーティーのタイトルで合計10本。気になる発売日は9月19日。
残りの30タイトルも発売が近づく頃には全て公開となると思うが、
これまでセガ販売のメガドライブ関連アイテムにサードパーティーの
ゲームが収録されることは稀であり、昨年のアニバーサリーイヤーには
間に合わなかったが力の入れようが伺える。
また収録されるゲームもレトロゲーム移植に定評のあるM2が担当しており、
ソフトウェアの品質面でも信頼の置ける製品となりそうだ。
実は当ブログにおいてもメガドライブミニに収録されるゲームの予想記事を
企画していたのだが収録タイトル数を20本と予想し、メガドライブを代表する
20本のゲームを列挙したリストを作成していたのであるが、収録数が40本、
しかもサードパーティのタイトルも含む・・・となると、最早当初のリストは
何の役にも立たず記事自体も没とした。
バンパイアキラーのようなタイトルが選ばれるのであればバトルマニア大吟醸や
アリシアドラグーンのようなコアなタイトルも収録されるかもしれない。
セガによりメガドライブミニの方向性も伺える10タイトルが明かされた今、
改めて予想記事を書くのも野暮なので、ここはあれこれと想像を膨らませながら
5ヵ月後の発売日を楽しみに待つこととしよう。
それに楽しみはメガドライブミニだけではない。
もう一つは新サクラ大戦の発表だ。発売日はまだ決定されていないが時期は今冬、
制作陣も一部交代となり、キャラクターデザインに『BLEACH』の久保帯人、
シナリオに『428 ~封鎖された渋谷で~』『極限脱出 9時間9人9の扉』などを
手がけたイシイジロウを起用、キャラクタービジュアルなどもポリゴンとなり、
新しい時代に相応しいサクラ大戦のシリーズ幕開けとなるのだろう。
自分はサクラ大戦シリーズはDSで出ていた不思議のダンジョンタイプのゲームを
序盤だけ触った程度でサクラ大戦シリーズはこれまでにプレイしたことがない。
ただ、当時放送されていたテレビアニメは全話見ていたのでサクラ大戦が
どのような雰囲気の作品なのかについては多少は心得があるつもりだ。
前作までのファンからすればデザイナーの交代には異論があるかもしれないが
自分には新しいシリーズに相応しいビジュアルであるように思える。
久保帯人のイラストはポリゴンキャラとの親和性も高い。
同社『戦場のヴァルキュリア』シリーズにも似た雰囲気を携えた新サクラ大戦、
続報に期待したい。
他にもオリンピックイヤーには欠かせない『マリオ&ソニック』の最新作や
セガエイジスシリーズの新作6本も発表となっている。
気になった方はセガ社ホームページやゲーム情報サイトをチェックしてみよう。