カベジマ研究所2

Legasyswareのゲーム開発と日常をゆるく適当に綴っていくブログ

TO-FU COLLECTION (DS)

携帯ゲーム機も世代交代が進み、時代の主役たちも
任天堂3DSソニーのVITAへと移りひとつ前の世代である
DS及びPSPは段々とその役目を終えていくのでしょう。


・・・まあ国内PSPはその限りじゃないみたいなんですけど。
(日本での今後のPSPの発売予定ソフトのラインナップ数は
据え置きのゲーム機と比べても圧倒的な多さ・・・)




話をDSに限定しますと発売予定に挙げられているソフトの
数も僅かで後継機である3DSに既にバトンタッチしており、
これと言った話題作・期待作もなく、このまま静かに
終焉を迎えていくのでしょう。・・・お疲れ様でした。


ハード末期と言うとそのハードの能力を限界まで引き出した
傑作が多数現われるものですけれど、DSはそういった時期も
既に通り越していますので、国内・外ともに新作はもう殆ど
出ては来ませんね。




今回紹介するのはそんな枯れたハードの北米での久々の新作ソフト、
『TO-FU COLLECTION(トーフ・コレクション)』です。


このトーフ、元はスマホのアプリで過去に2作がリリース
されておりDS版はその両方を収録したコレクション版。
(開発はHotGen)


ゲーム的には・・・仕掛け満載のパットゴルフと言った感じで
主人公であり、ボールでもあるトーフをタッチペンで伸ばして
360度方向に飛ばし、ゴールであるピンク色のクッキーまで
導く・・・と言う、非常に簡単なものです。


遊び方としては主に2種類あり、一つは最小手数でゴールに
辿り着くと言うもの、もう一つはフィールド中に設置してある
『CHI(ち)』を全て回収してクリアする・・・と言うもの。


両方の条件を同時に満たせれば之パーフェクトなんですけど
ステージの設計上不可能です(幾つかのステージでは可能)。
なのでこのゲームは同じステージを最低2回、遊ぶ必要がある。
(オールパーフェクトを目指すならば)


まあ元々その様なゲーム性に仕上げて来ているみたいなので
最初はとりあえずクリア目指して最短ルートを進み、2回目は
手数を使い全てのCHIを回収・・・と、ゆるく気軽に楽しめば
それで良いんじゃないかと。


ただし、ステージは先に進めば進むほどより過酷で厳しいものに
なって行きますから気軽に楽しめるのは序盤だけかも知れない
ですけどね。


床や壁に張り付くトーフの姿は・・・それは到底豆腐ではなく、
なにか餅か蒟蒻の様な軟体で、一体開発者は何故に主人公を
豆腐にしたんだろうと言う疑問も浮んできますが・・・まあ?


やはり大ヒットとなった『スーパーミートボーイ』を意識しての
ことなんではないかと。


トーフ君の赤い鉢巻きを締めた姿はスト2リュウみたいで
ゲームメニューの中には『DOJO(道場)』なんてのもあり、
フィールドのデザインは全体的にクールでストイックな印象。
・・・あんまり和は感じないけどね。


今時のゲームらしく実績なんかも導入されているので、
全ステージでパーフェクト取るまで、割と長く遊べるのでは
ないでしょうかね?



ios版のプレイ動画、異なるのは解像度だけで内容はいっしょ)


購入は例によってネットの輸入ゲーム屋さんのbit-gamesさん。
もともと出荷本数が少ないので手に入りにくいかも知れないけど。


オリジナルではなくスマホアプリの移植だし、傑作と言えるような
ソフトではないかもだけど丁寧に作られており、楽しめる。
仲間は「ワイヤーウェイ」とか「ミスター・スライム」とか
そんな感じ?チマチマ遊ぶのが好きな人には良いかも知れない。