カベジマ研究所2

Legasyswareのゲーム開発と日常をゆるく適当に綴っていくブログ

メガドライブミニ発売

9月19日、セガファン待望のニューハード『メガドライブミニ』が発売された。

 

メガドライブミニの仕様や収録タイトルは当ブログの過去記事や公式サイトを

各自チェックして欲しい(何様のつもりなのだと言うツッコミが・・・)。

 

自分もネット予約していたのだが、配送の都合で受け取りしたのは一日遅れ、

つまり今日。

f:id:legasysware:20190920162321j:plain

メガドライブミニ

ただ一つ見落としがあって、ウチのテレビにはUSB端子が付いていないので

急遽注文したアダプターが届くまでプレイ環境が整わない。

(変換コネクタやPC経由、或いはスイッチドックを使えば出来ない事もない)

 

それと9日の台風による千葉県の停電もまだ全域で解消されていない事もあって

遊ぶのはもう数日経ってからにしようと思っている。

 

ちなみに収録されているゲーム(ダライアステトリスは除く)で未所有のものは

10タイトルくらい。なので憧れのあのソフトが遂に・・・みたいな期待は薄く、

いつものあのソフトを新しいハードで遊びたい・・・と言うような気持ちで

今回購入している。

 

とは言え新規作成のダライアスにはやはり多少なりとも心躍らされる。

移植の出来は既に伝え聞く通り、再現度は抜群との事なので何の不安も無い。

 

・・・やや話は変わるが昼過ぎにtwitter

「当時と比べればツールも揃っているので移植難度は当時よりも下がっている」

みたいな話が出ていてのだが、ある意味ではそれは間違いない事だけれど

メガドラミニ収録のダライアステトリスを見て「今なら簡単に出来る」なんて

思って欲しくはないし、逆に当時の移植技術が劣っていたとも思って欲しくない。

 

M2の堀井氏もtwitterで言及していたが、それ(完全移植)をやろうとしたかどうか、

その差でしかなく、あの時代は必ずしもそれが求められてはいなかった・・・

と言うだけであろう。

 

当時メガドライブ版のマーブルマッドネスをプレイしてその出来に驚いた。

実は先に発売されていたEA版(国内未発売)のマーブルマッドネスも持っていて、

メガドライブだからこんなものだろうと特に何の疑問も抱いていなかったのだ。

(テンゲン版入手後にEA版は知人にあげてしまったので現在は持っていない)

 

確かに出来の良い移植版が手に入るならばそれに越した事は無い。

でも、そんなものがある筈が無い、アーケードゲームを家庭用ゲーム機に

完全な形で持っていく事など出来はしないのだと信じて疑わなかったのである。

 

本物はゲームセンターにしかない。

 

当時のゲーマー(アーケード礼賛派)にとっては共通認識であり常識だった。

誰も本気で期待などしていない。だからこそ、家庭用ゲーム機移植版には

積極的にコンシューマーオリジナル要素が付け加えられていたのである。

 

アーケード版の再現が出来ない事に対する苦肉の策だけではなかったのだ。

 

ただし音の再現度に関しては研究の積み重ねのある現在の方が有利なのは

確かだと思う。昔は異なる音源ボードでは似た音を鳴らす事も難しかった。

 

メガドライブミニ、収録タイトル一覧を見ているだけでも様々な想いが

駆け巡り、自分がゲームの何に魅かれていたのかを思い起こさせてくれる。

 

まだプレイしていないのだが、買って良かった。