カベジマ研究所2

Legasyswareのゲーム開発と日常をゆるく適当に綴っていくブログ

アストロアザラク

昨日、予約していたアストロシティミニが届いた。

わーいわーいうれしーなー・・・なんて言うと思ったら大間違い。

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駄目なハードだとは思わない。収録タイトルもまあこんなもの。

値段も妥当。売り方も問題ない。

 

では、お主は何が不満なのだと言うと?

やたらとミニハードばかり買いたくないなぁ・・・と言う不満。

 

恐らく自分は今後同様の玩具が発売されたとしても、

次は買わないだろう。

(でもサターンミニやドリームキャストミニが出たら迷う)

 

だって・・・収録タイトルが違ったとしても、メガドライブミニ2や

メガドライブミニ3が発売され、それを購入したら基本同じハードが

購入台数分増えて、箱が詰みあがる。

 

オリジナルのメガドライブならば本体は一つあればいい。

(ただしソフトを買えば買うほど箱が増えていくのは一緒である)

 

でも、ミニハードは1台買うごとに本体が増え、パッドが増え、

ケーブルが増え、段々ごちゃごちゃとしてくる。

(同じシリーズのハードなら機器は共有出来るので不要なものは

片付ければ良い、と言うのはある)

 

例えば色違いやら型違いやらで沢山集めれば楽しいだろうと言うのも

分らなくは無い。

 

でもこう言うものはウン十周年の記念商品として、収録タイトルを

厳選し期間限定で出してこそ・・・ではないだろうか?

 

テレビに繋ぐだけでプリインストールされているゲームを遊べる

玩具は昔から存在している。ただそう言ったものは基本的に

子供向けの玩具であるし、価格も安い。

 

自分的にはミニハードよりもセガエイジスシリーズなどで、

個別でリリースしてくれた方がありがたい。

 

M2ショットトリガーズではデータイーストのタイトルを複数、

パッケージにまとめた物がリリース予定となっている。

単体でのリリースが難しいマイナー且つ人気も高くないゲームも

セットでならばリリース出来るという事は彼ら自身が述べている。

 

アストロシティミニは個人的にはAC筐体を象った面白いハード、

(高価で)かわいい玩具と言う事で不満は無い。

 

ただ、こんなのを沢山は買いたくないなという、ケチでビンボーな

理由で手にしてもそんなに喜べなかった。

 

出血大サービス、最初で最後だからこその赤字覚悟(好き放題言う)の

大盤振る舞いであって欲しい。ならばこそ、こちらも血涙を流して

喜んで迎え入れられると言うものだ。

 

ああ・・・アストロミニの感想なら他で読んどいてください。以上。

淡々・無反動にじり寄り

あともう少しで『オー・ワールド』のver1.0が公開出来るかなと言う

段階まで来た。

 

色々と構想時にあった要素で初期にはまだ入ってなかったものを

一つずつ実装して行っている。

 

何処まで作りこむかに制限があるわけでは無いので、続けるのか

完了するのかの判断は開発者次第だが・・・そもそもこのゲームは

コンテスト用に作った3分テーマのミニゲームなので更にステージを

足したり、アクションを増やしたり、新たにプレイアブルなキャラを

追加したりと言った事は一切しない。

 

ここだけの、このためだけのゲームなので当然なのだ。

3分ゲーの規約では有料販売しているゲームの体験版は参加不可と

なっている。だから仮にこのゲームをパワーアップしたものを

作った場合、これはプロトタイプであると同時にデモ版(体験版)

と捉える事も可能なわけで、厳密に言えばアウトとなる。

 

そんな余計な心配事もあり、これまでのコンテスト用のゲームも

その後の発展などはさせていない。全て今回だけのゲームだからだ。

 

この後も構想にあった要素で最終的に不用と判断したもの以外は

きっちりと実装させていく。

何故に、何の為にそこまでするのかと言う、疑問はある。

全てはユーザーの為・・・かもしれないし、単なるエゴかもしれないし、

使命感・責任感からと言えば一番収まりが良いと言う事もあるだろうし、

何と答えてもそれなりに説明は付くし、聞く側も最早どうでもいいだろう。

 

だが、自分の中で答えは一つしかない。

音楽に神(ミューズ)がいるように、ゲームにも神はいる(概念として)。

自分はゲームの神に奉納する為にゲームを作っている・・・と言うのが

答えだ。

 

ユーザー・お客さんに対しては極めて失礼な話だとは思う。

でも自分の考えるゲームの面白さと、多くの人の考えるゲームの面白さは

どうも違うらしいのでそう言う答えになっていくしかない。

 

世の中が求めてるのは「コレ」なんだよ、お客さんが喜ぶのは「コレ」

と言われても、自分が「ソレ」を良いと感じていない以上、自分に

「ソレ」を生み出す事は恐らく不可能だろうからだ。

 

自分の作りたいものを作る事は、全世界から孤立する事を指す。

それはもう仕方がない。誰しも嫌な事を強要されたくは無いだろう。

 

日本人でかつオタクであるならば、みんな「こういうもの」が好き

に決まってるよね?これが「俺たち」の求めていたものだ!!

「そうそう、こう言うのでいいんだよこう言うので」・・・

 

皆が喜ぶそぶりの中、たいていの場合は自分には響かない物なのだ。

多分そう言う類の変態なのだ。

 

なのでオー・ワールドも完成(ver1.0)まで持っていくけれど

「こうしてはどうか」「こうして欲しい」みたいなものは

申し訳ない、実現出来ません(多分特に言われてないと思う)。

 

3分ゲーコンテストの審査期間中に完成するかは分らない。

結局何が言いたかったのかと言うと、更に作りこんで行くから、

評価をするのは最後まで待ってくれと言う事ではなく、自分は

評価や人気に全く関係なく、構想通りに仕上げる為、淡々と

作業続けていくので投票予定の方は早々に済ませて良いよと、

そう言う感じのこと。ではごきげんよう

演技は擬似リアルを上回る。

サイバーパンク2077の序盤シーンの実況プレイを見ていた。

グラフィックの密度もさる事ながら、没入感をより高める為の

様々な作りこみに傍観者ながら圧倒される。

 

バグは多そうだが(実際その実況でも何度かクラッシュしていた)

ストーリーやキャラクター、世界観などはまさに自分の好み。

このゲームはいずれプレイしてみようと思う。

 

自分が見ていたのはPS4版だったのだが、世間的にはより上位の

PC版、或いはPS5版かシリーズX版を望む声が大きいのだろうが、

自分にはPS4版も十分に美しく感じた。

 

恐らくPS3版があったとしたら・・・いやPS2版であったとしても

同じように感じただろう。

 

自分の考える「世界の美しさ」や「実在感」はグラフィックスの

キメの細かさなどでは無いからだ。

 

そう言った物の多くは人物や或いは背景の『演技』から生み出される。

 

演技が本物ならばローポリでも書き割りの一枚絵でも、

その世界に満ちる空気中の粒子の一粒一粒から肌で感じることが出来る。

勿論個人差があるので「何も感じない」と言う方も居る事だろう。

 

映画と小説の差の様なものだ。

映像の美しさ・きめ細かさを「リアリティ」と誤認していたとしても、

それは作り手がそう感じさせるように仕組んだイリュージョンなのだから

当然だ。要は「どう楽しむか」の姿勢の差なのだ。

 

積極的に空想世界を思い描いていける人にとっては情報過多は反って

邪魔となる場合がある。その逆であれば情報はとにかく多い方が良い。

 

しかしそれは本当に「リアリティ」を求めてのものなのだろうか?

自分は思う。ゲームを遊ぶ人達の多くはリアリティなど求めていないと。

 

例えば銃を撃つゲームならば引き金の重さと発砲時の衝撃ときな臭さと、

命中時の悲鳴と血と臓物の臭いと倒れこむ衝撃と苦痛に歪む顔が欠かせない。

刀で切るゲームでも人をぶん殴るゲームでもそれは変わらない。

 

しかしその様なリアリティは、日本のゲームでは敬遠されている。

(勿論販売戦略におけるレーティング設定の問題もあるだろう)

つまり多くの人の望むリアリティとは『嘘』なのだ。

 

嘘に上手に騙される為には、それが嘘であると気付かないほど、

演出的にリアル且つ美しい映像が必要だと言う事だろうか?

 

自分は別にそんなものは望んでいないので、映像のきめ細かさには

こだわりは無い。むしろ演技こそを迫真のものにキメていて欲しい。

 

そう言う意味でもサイバーパンク2077の世界は魅力的に見えた。

 

 

※追記:PS4版のサイバーパンクがストアから削除されたとのこと。

自分はアーケードやパソコンのゲームとコンシューマーのゲームに

大きな差があった頃からゲームを見てきているので、オリジナル版と

移植版とで内容に違いがあっても気にならない。

 

ただそれはソフトウェアとして完成されていればの話で、まともに

プレイする事も難しいような状況では厳しい評価をされてしまう事は

仕方の無いことだと思う。

 

でも、キメの細かさ、物量・密度の低さが機種によって違う事を

低評価の理由にするのは的が外れていると思う。

 

AC版の源平倒魔伝を期待して買ったFC版の内容が全く異なる事に

腹を立てるのは仕方が無い。

 

高いお金を払って購入した商品に自身が期待し、求めていた体験が

含まれていなかったならば不満が出るのも当然だ。

しかしAC版の移植と勘違いしてFC版を購入したユーザーは恐らく

少ないはず。

 

サイバーパンクも次世代を想定したスペックを要求するゲームだし

現行機でのプレイは何かしら犠牲にしているものがあるのも当然。

更に言えばPS4版もXboxONE版も無料でPS5版やシリーズX版に

アップグレード出来る事は皆知っているはず。

 

不具合が頻出して快適にプレイ出来ないこの状況は直ぐにでも

解決されるべきだが、PS4やXboxONEで「出してはいけないゲーム」

ではない(別次元のゲーム体験ではない)とだけは釘を刺しておきたい。

特になんにもないがいいね

最近こんな言葉を耳にした・・・最近と言っても半月ほど前か?

twitterは狂人が一日中叫び声を上げる場だ」とかなんとか、

同じような言葉で有名なものに「2ちゃんねる便所の落書き

と言うものもある。

 

正直そう言う考え方は好きじゃない。

(ただ、「2ちゃんねる云々」に関しては必ずしもネガティブな

意味合いで言われているわけではないらしい)

 

世の中には様々な人達が暮らしていて、あるコミュニティで

幸せに楽しくやっている人がいる一方で、そこに呼ばれる事も無く

太陽に背を向けて暮らす人達もいる。

 

だから様々な人が社会的な上下に関わりなく本音で語り合える場所が

あるという事はとても素敵なサムシングだと思うのだが、その一方で

そこを利用している人自身が「便所の落書きだ」などと吐き捨てるのは

あまりにも理解が無さ過ぎるのではないかとも思う。

 

どんな場であっても大事にするべきなのはいつもそこにいる人達。

自分達で粗末に扱えばそこは粗末な場所で固定されるしかない。

 

そう言えばtwitterに『いいね』ボタンの他に『よくないね』ボタンを

搭載する計画があるらしいが、そもそも「いいね」ボタンも自分は

そこまで重要視していない。

 

自分が誰かのツイートに「いいね」をする時は純粋に「いいね」と

思ったときだけである。「凄い」でも「好き」でもなく、「いいね」だ。

そのくらい気軽な気持ちだ。気軽な気持ちで押すのでどんどん押す。

 

でも人によっては「この程度でいいねを押して貰えると思うなよ」

みたいなスタンスの人もいる説がある。

 

「いいね」の感情なんて出し惜しみをするものでは無いし、しない事が

カッコいいわけでもなんでもない。

 

だとするならばその数が多ければ立派だとか言うものでも無い。

・・・まあ自分はされないので自分に関してはマイナスの立派さがある、

と申し上げても齟齬は無いだろう。

 

「よくないね」に関しては自分は「いいね」と「よくないね」に

二分するのではなく、「いいね」と「よくないね」の間にスライダーを設け、

パーセンテージで投票出来るようにすれば面白いのではないかと思う。

 

ボタンを押された人には押された事しか通知されないので押した人も

押された人もあまり気をもむことが無いだろう。

 

そもそもいいねを沢山押されているから自分も安心して押せる・・・

などと言う人も案外少なくないのではないか?

 

既に誰かが評価しているから信頼出来る、品質が確かだ、など思うのは

逆を言えば自分単体の判断力ではそれが優れているかそうでないかが

判別出来ないと言う事にもなる。

 

だから結局何が言いたいのかと言うと、別に特になんにもない。

特になんにもない・・・と言うのが一番気楽。それだけである。

Oh World!!

新作ミニゲーム『オー・ワールド』の最初のバージョンが出来た。

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このゲームはやれやれ氏主催の「3分ゲーコンテンスト」に参加予定で

審査に公平を期すため、自分自身は特に宣伝はしません。

twitterで配信開始を告知する程度はするであろう)

 

とりあえず、ふりーむ!様にはファイルを投稿し終えているので

審査に通りさえすればゲームもプレイして頂けるしコンテストにも

エントリー出来る手筈。

 

ゲーム開発中の裏話や背景設定などは気が向けばコンテスト終了後に

このブログにて書き綴っていくと思うので、まあ興味ある方は

その時にまたご訪問頂ければと。

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ちなみに・・・以前このブログの常世ノ塔の記事で、

「いつかローグライトプラットフォーマーを作ってみたい」などと

語っていたが、それがこのゲームでは無いと言う事は伝えておきたい。

 

オー・ワールドに関して簡単に説明すれば、下からせり上がって来る

水から逃れる為に上階へとノンストップで駆け上る、自動生成型の

Fast Pased Platformerとでも言えば良いだろうか?(良いの?)

戦闘はしない。敵も出ない。あるのはジャンプとつかまりだけ。 

 

ゲームはまだ未完成なので、まだ致命的では無いバグが残っていたり、

エンディング演出が正式なものでは無かったりOPTIONが無かったり、

自動生成ではあるもののステージがまだ未完成だったり・・・する。

 

ゲームの公開からコンテストの期間中は適宜ファイルの差し替えを

行なうので留意されたし。

 

最後に一言、一先ずゲームを楽しんで。

ではまたね。

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※追記、アップロードした日は結局徹夜だったのでその後、体調崩した。

制作は進めずもその間も世の中の空気を見ていたが、イマイチだったっぽい。

まあこんなもんでしょう。実力通り。また次回頑張ります。

 

どうなるかワカラン

先日記事に書いた小さめのゲーム、複数案の中からこれがいいかもと

進めていたものは捨てて別のものを作り始めた。

 

今度は本当に作り始めたのでこれを完成に持って行く事になるのだが、

問題はやはり「期限に間に合うか」である。

 

今のところ五分五分よりも若干厳しい印象。

以前作った動作検証アプリを丸々流用して作っているので基本部分は

一応あるのだが動作検証までのものなので、これをゲームにするとなると

結局相応の手間が発生して完成が厳しい。少なくとも絵は犠牲になる。

(動作検証版でのバグも残ったままだし間違いなくクオリティは出ない) 

 

主題曲は出来たのでゲームとして動くようにしたら後は絵と演出を

どこまで構想にあるものを盛り込めるかの勝負となるだろう。

正直この段階でもう厳しい。

 

一応公開後にも差し替えが可能なので未完成のまま公開して期間中に

ブラッシュアップを行なう方針ではいるが、締切日に未だゲームにも

なっていない場合は最悪このままお蔵入りにするかもしれない。

 

まあしれっと完成させておいて別の機会に放り込むというのもありだが、

少なくとも今はまだチキンレースの最中。このゲームどうなるかワカラン。

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お蔵入りにした場合でも「この期間」に別のゲームを作っていたと言う

既成事実は作っておきたいので一先ず日記には残しておこう。

まとまらないし

この間から短い時間で終わる、小スケールのゲームをひとつ作りたくて

あれこれ考えている。

 

あれこれ考えて・・・ひとまずアイデアだけはいくらでも出てくる。

それこそ無限にあると言っても大げさでは無い(いや大げさだろう)。

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だが、実際に「製品化できるアイデア」となると当然限られてくる。

(何が製品化だよ、と笑いたい方は是非どうぞ。ほら、このタイミングですよ)

 

技術面での不足もあるが、一番は「時間」の問題だ。

時間をいつまでも使っていいならばどんなゲームだって形に出来る。

でも期限が切られているときはそうはいかない。

 

どんなに良いアイデアが思いついても、期限内に終える事がおよそ

無理であろうものにGOを出す事は出来ない。

 

また「小さいスケール」と言うのも言葉の印象ほど簡単ではない。

例えばこのお題でターンベースのRPGを思いついたとする。

システムはこれこれこの様に、ストーリーやキャラクターは

こんな感じにしたい・・・と書き出したところでもう結構な

ボリュームになっている。

 

イデアはいくらでも出るけどこれで行こうと言うのが今のところ

見つかっていない。

 

良いアイデアも沢山あった。でも骨組みを考えているうちに

「これはもっとちゃんとしたゲームにする方が良い」=勿体ない

など思い出してしまい、結局今回は保留で・・・となってしまう。

 

そうしている内に時間はどんどん過ぎていく。

バシッとまとまれば何か作り始めるし、そうでなければ投げている。

 

操作系の検証をして、こりゃまとまらないわと天を仰ぐ。