カベジマ研究所2

Legasyswareのゲーム開発と日常をゆるく適当に綴っていくブログ

lore(仮題)の世界観とは・・・?前編☆

Legasyswareの『お絵かき』と『おはなし』の担当、のんきなカベジマです。


いつもならばLegasyswareの広報記事は青嶋メンバーが担当なのですが、
今回はゲームのストーリーや背景設定に関わることなのでワタクシに
白羽の矢が立ったとか、立った可能性がどうとか、立った立ったクラ・・・とか。


さてさて、lore(仮題)ですが・・・仕様がなかなか決まらずに右往左往してますが
これも当初の構想に無かった仕様=アイデアをパラパラっと盛り込んだ所為でして、
その仕様がゲーム内の設定に矛盾無く、またゲーム内で最大限に・有効に機能
させるための理論武装が必要となりましてね。


そのことだけをここ1週間ばかり、ずーと考えていたのでありました。
twitterの方で思いついた事をメモ替りに呟いていましたが・・・全部リアルタイムです。
あんな調子で1週間も暮らせば・・・そら、頭もどうにかなってしまいますわな・・・。


loreの世界観を説明する前に、loreがどんなゲームであるかを簡単に説明したいと思います。
loreは四方八方から出現する滅法強い敵に鉄砲発砲して吉報を待つゲーム・・・でしたっけか?
・・・くだらないね☆


ジャンルは全方位シューティングと言う事になってますが・・・ジオメトリと言うよりは
上下左右がループしていないアステロイド・・・と言った趣のゲームです。と言うか、
では私達はそろそろ・・・と、気を遣われた若い二人には全く解からないと思いますが、
わらわら系シューティングゲームとでも言っておけば事足りるかもですね〜。


2つの特徴の異なるショットを使い分けて戦うのですが、そのうちの一つが曲者でして、
なんと言うか・・・変わってるんですね。もう一つのショットは高速連射の万能型で
正直こっちだけ使ってれば良いんじゃないかと言うくらい便利で使いやすいんです。


実は・・・当初はもう少し違った特徴を持つ武器にしようと思っていたのですが、
操作系の改善をしようと色々と細かい調整をしていた時に、偶然出来てしまったのです。
この武器が出来てしまったことにより、lore(仮題)は大幅に路線変更することを
余儀なくされたとか、されなかった可能性・・・とか。


つまり、最初は普通の全方位シューティングで敵の出現法則にちょっと工夫をしよう、
ボーナスシステムに力を入れよう、ショートでシンプルなゲームにしよう・・・。
そんな方針で進めていたので、物語やキャラクターなどは有って無きもの、
演出や設定なども特に考えず、ささっと作って公開するつもりでいましたが、
この変わった武器『スピリチュアル・ティル』で遊んでみたい、活用させたい、
そんな風に考え始めた途端に今までのゲームシステムでは物足りなくなってしまった。


そこで2つの武器を使い分ける「理由」を探しました。MAXIMUMの時はショットは攻撃、
セイヴァーは防御・・・と、役割が分かれていましたが、loreではどちらも攻撃用です。
しかも一方は強く、一方は弱い。何らかの理由付け=説得力が無いと、特徴と強さの違う
武器を使い分けさせられない。例えば・・・どちらかでしか倒せない敵がいる・・・とか。


どちらかでしか倒せない・・・なんて聞くと斑鳩のような属性システムを連想しますが
斑鳩シルエットミラージュでは、有利・不利はあるがどちらでも倒せると言う違いはある)
それだと、やや複雑になる。シンプルでショートに・・・とは若干いかなくなる。


先ず・・・属性そのもの、loreにはどんな属性が合うのかを考えてみました。
実は当初は上記にもあるボーナスシステム云々に絡み、自機と敵機に色による、
属性の違いをつけることを考えていました。赤のショットで赤い敵を倒すとコンボになる
・・・みたいな感じで、赤・黄・緑・白の4つの属性を持たせよう・・・とか。


ですが2つの性能の違う武器を使い分けさせるのであれば、狙うべきターゲットは、
それぞれに最適化された相手でなければ・・・兵器として理不尽です。
例えば高速で動き回る相手に対し弾速の遅い武器で立ち向かうのは少々馬鹿げています。
もちろん、映画や漫画・アニメの世界のバトルでは、そういったシチュエーションは
むしろ好まれますが、わざわざ相性の悪い武器で戦わなきゃならないなんて・・・
そら、ストレスになるに決まっています。キマッ!!(←意味なし)


なので、この変わった武器でないと倒せない存在・・・を考えることこそが、
loreを前進させる為の第一歩であると、ワタクシ考えてしまったのです。
どんな特徴の武器なのかは・・・まだ公表できません。出来れば体験版にて
遊んでいただいて「ふ・・・ふえぇぇぇっ!?」とか思って欲しいんです。
「ん・・・んくっ☆」とかでも良いですけど。


まあ、そんな大発明でもないんですけどね。先ず触って悦んでいただきたい。
なのでスクリーンショットや動画なども体験版が出来るまでは出しません。


で、『倒せない存在』ってなんだろうと考えました。直ぐに思いついたのは
可愛い・愛くるしい動物でしたが・・・これは倒せました。4つ足のどうぶつは
サイドから不意に「えいやっ!!」と押すと、簡単に横倒しになります。
「なんだよっ!?」・・・と言う顔をされます。楽しいです。


その次に思いついたのはしっかりと固定器具で留めてある物体ですね。
これは流石に押しても倒れない・・・でも倒せました。金属ノコがオススメです。


その次に思いついたのは足のないものです。コレは流石に倒せない。
だって足が無いのだもの・・・。無理無理・・・って、ちょっと待てえぇぇっ!!
ソレじゃよソレ、アオシマじゃよ!!


足のないもの・・・ナマコじゃないです。オバケですよオバケ!!オーバーケア。
違う!!分かり易く言うと心霊現象を起こすとされる、その元凶ですよ!!
え〜と・・・どうしてなんだか、話がなかなか進みません。まだ半分くらいです。


長くなってきたので後編に続きます。