カベジマ研究所2

Legasyswareのゲーム開発と日常をゆるく適当に綴っていくブログ

lore(仮題)の世界観とは・・・?後編☆

のんきなカベジマがお送りするlore(仮題)のおはなし・・・後編です。
あ・・・記事に関する苦情は一切受け付けておりません。悪しからず。


さて、前回は「倒せない物」それはなんぞや?と言うところまで記事に
しましたが、後編ではもっと具体的にloreの世界観に迫ってみるつもりです。
・・・まあ、あくまでも“つもり”ですけれどね。


この世には目に見えないけれど、確かに存在している物があります。
例えば「音」、例えば「重さ」、例えば「匂い」、例えば「感情」・・・。
これらは目には見えませんが確実に存在している物です。間違いないですね?


では・・・何故目に見えないのでしょうか?アニメや漫画などの世界では、
これらは「符号」として、便宜的に視覚化され画面上に適宜配置されています。
目に見えないけれど・・・感じる事が出来るから・・・ですよね?


あ・・・今いやらしい方向に悪乗りしそうになりました。前回で懲りたので
今回はそういうの無しです。


では、何故目に見えないのに感じる事が出来るのかと言いますと・・・?
実は、見えている・・・からですよね?私達の体には様々なセンサーが
用意されている筈です。バイオセンサーです。違います。


そのセンサーが感知するからこそ、それを「認識」する事が出来る。
言い換えれば「見えている」訳です。人間の視覚と言う物は残念ながら
音や匂いを映像として、意識化に再構成することは出来ませんが、一部の
動物や昆虫にはそれらを「見る」事が出来る種族もいるようです。
それは・・・センサーが何らかの“つぶ”を捉えているからですよ。


音は・・・波です。匂いは・・・物質です。これらの目に見えない“つぶ”を
センサーは拾い上げ、感知します。厳密に言えば・・・匂いは物質ですので、
ナノ・レベルにおいては見ることも可能ナノですが、波はつぶですか?
「ええ、つぶです。」と言うのも、人間のセンサー自体が細かい体組織粒の
集合体ですから、その情報は脳内で一つに纏められているだけで、実際は
“つぶ”として認識されている筈です。


まあ、そんな屁理屈は置いといて、人は目に見えない物も見ることが出来る。
「重さ」は目に見えませんが一応、ダークマターとして「グラヴィトン」が
予測されていますね。何だかんだ言って、あらゆる現象・事象は物質や粒子で
引き起こされているに過ぎないのです。


では、「感情」は?


これも脳内における、化学的な変化の瞬間的なカステラ切り落とし状態であるに
過ぎません。人間が物質で構成されている以上、感情=人の心すらも物質により、
形作られているに過ぎないのです。まあ、こんな話に共感を覚える人間は先ず、
いないと思いますが・・・loreの物語においては、感情も物質である・・・そう、
定義されていると言うことで、ここは鞘を収めてもらえまいか・・・?


さて・・・では話を前編の最後に戻しますね。人の感情は・・・物質です。
物質であるならばそれは人の脳内でなくとも、再構成が可能なはずです。
それが・・・オバケです。物質なのですから怖くなんか無い・・・ヨ☆


ですが、それらは触る事が出来ませんので・・・また、通常目にも見れませんので、
通常の物質とは区別して、仮に「魂質」と呼ぶ事にしましょうね。


「魂質」は・・・人の感情クラスタを固定した、言わばメモリー媒体です。
人の感情と書きましたが、実は人以外の動植物も、或いは石や土、水、ガスなど、
全ての物質で構成される構造体は「魂質」を帯びています。まみれています。


ただし、非生物は思考していませんので、「魂質」を帯びていても、その状態は
記録されず、空の状態で纏っている事になります。


サイコメトリーとかなんとか、言う物が有るとか無いとか言われたりする事が
有るとか無いとか?まあそんな眉唾な話も「魂質論」でならば説明つきますね。
要は人間の脳からもれ出た「魂質」が非生物に付着した状態なワケです。


かなり解かりやすい例えだと思うんですけど・・・皆さん、着いて来てます?


魂質の量・濃度が多ければ・濃ければ、人の記憶・・・目から入った映像を
動画として固定している場合もあります。幽霊の正体見たり、それ魂質よ☆


その魂質を帯びている量が、異常なほどのレベルであったら・・・?
魂質の濃度は人の感情・思いの強さに比例して上がります。


思いが形になる・・・って奴ですね。違う!!いや、“違う”が違う!!そう!!


この世に未練を残し命を落とした人間、誰かに強い恨みを持った人間、
マイナスの感情ほど魂質に固定されやすいようで、こう言った異常レベルの
魂質のことを特に『遺魂』と呼ぶようなのです。いや、確かに呼んでました!!


そしてこの遺魂を纏った物体を『遺魂体』と呼ぶのです。遺魂体は負の感情の塊で
(稀に正の感情の塊も存在する、こちらは俗称として愛魂体と呼ばれる)
周囲の人間の感情に侵食を起こさせるほど、強力な感情の粒を揮発させます。


さて・・・loreはシューティングゲームですから、当然舞台は戦場ですよ。
戦場には上記の様な理由で遺魂が溢れています。その遺魂を兵器が纏ったら・・・
しかも、遺魂が遺魂を呼び、どんどん濃縮されていったとしたら・・・?


負の感情はたちまち戦場全体を汚染し、もしかしたら敵も味方も関係なく、
文字通り「遺恨」を拡げていく事になるかも知れない。


今のところ、遺魂をはじく「遺魂コート」みたいな物は技術的に難しいので
遺魂の侵食を防ぐ方法はありません。


ある時、ある人は考えました。もしこの世から遺魂を取り除く事が出来たら、
やがて人の心から憎しみは消え、争いは無くなるのではないか・・・と。
そして『人に優しい戦争』を唱え、対遺魂装備を施した空間戦闘機を開発
したのです。戦争をする者も戦争を引き起こす負の感情すらも、消し去る為に!!


さあ、戦え!!Blast-Loreよ!!
『マテリアル・ショット』と『スピリチュアル・ティル』を使い分け、
全ての敵を撃ち滅ぼすのだ!!お前には・・・味方はいない!!


・・・とまあ、こんな感じですが、完成版のゲームのストーリー部分は
多分こんなじゃないと思います。


大まかにでも、loreの世界観が分かっていただけたらな〜と思い、
オフザケも含めつつ、軽く解説させていただきました。


ゲームの完成はまだまだ先ですが、面白い作品に仕上がるよう、
全力で頑張りますので、どうか今後とも、Legasyswareご贔屓に☆


written by のんきなカベジマ