カベジマ研究所2

Legasyswareのゲーム開発と日常をゆるく適当に綴っていくブログ

1週間が過ぎました。

父親が昔勤めていた会社で、同僚であった夫妻(宮城在住)が
・・・3月11日の巨大津波の犠牲になったと聞いた。




3月12日は母方の祖母の命日で、墓参りに行く予定だった。
・・・10日夜から母は小豆を水に戻して、おはぎを作る準備をしていた。


12日、夜におはぎをひとつ頂く。
残りは冷凍庫に保存した。




都内在住の親戚からラーメンやお菓子などの食料が送られてきた。
向こうだって揺れなかったわけじゃないし、物資も不足しているだろうに。




歯医者の予約をしていた為、18日午前中同じ建物の1階にあるスーパーを覗くと
パンなどの食品が沢山店頭に並べられていた。前日まで売り場はほとんど空だった。




福島第一原発・・・放水車による、使用済み核燃料冷却プールへの注水2日目の試み。
効果の程は不明だが少しだけ希望が持てた。冷却設備用電源も数日内に回復する見込み。




あれから1週間経った。
落ち込んでる場合じゃない・・・頑張ろう!!
そう最初に思ったのは・・・実際には、地震のあった晩。




だけど、どんなにそう思っても、悲しみは心から消えはしないんだ。




津波に巻き込まれるも奇跡的に助かった小学生、彼は行方不明の両親を探している。
津波から逃れようと走行していた車の中に家族と共に・・・一緒に乗っていたそうだ。




頑張ろうよって思う。頑張らなきゃ駄目じゃんって思う。そう、言葉を発する。
でも、ふとした際につい涙が溢れそうになってしまう。




自分の身が辛くてじゃない。
・・・人が亡くなるのが・・・辛い。




寿命、或いは持病。喜びも悲しみも織り交ぜつつ人生を歩み、
所謂“天命”を真っ当したのであれば「うん・・・そうか・・・ありがとう・・・さようなら」




でも、事故や災害、或いは犯罪・・・戦争。
そう言った突然の死、理不尽とも言える命の終わり方をした人が・・・居る。
それを知ると・・・悲しい気分が止まらなくなってしまう。




全く会った事のない人でも、地球の反対側の出来事でも。
それって変かな。それとも当たり前なんだろうかね?




私には良く分からない。




でもね・・・それで良いんだと、思うんだよ。
悲しいのは・・・皆同じだろう?




亡くなった人の家族が・・・悲しんでいる。
ならば、私も悲しいよ。




世の中、誰かと誰かを何かが何処かと、結び付いている。
友達の友達は・・・皆友達?そんな馬鹿な・・・?




でも、一つ一つ辿っていけば、その誰かは貴方の私の知り合いでしょう?
縁の濃い浅い、有り無しなんて・・・さしたる事じゃない。




悲しくて当たり前なんだよ。
少なくとも私はそう思うんだよ。




頑張ろうよって思う。頑張らなきゃ駄目じゃんって思う。そう、言葉を発する。
そしてその都度都度、涙が溢れそうになる。




ずうっと・・・それで良いんじゃないかな・・・。