カベジマ研究所2

Legasyswareのゲーム開発と日常をゆるく適当に綴っていくブログ

双星激についてのお話

皆さんこんばんわ〜☆のんきなカベジマです。
今回はTWIN SHOOTER 双星撃について特に理由も無く語ります。


先日公開した、大昔に作ったゲームである双星撃はシューターシリーズの第4弾で
STAR SHOOTER MAXIMUMの弟にあたります。


シューターシリーズは第1弾である『STAR SHOOTER』から幻のシューター5まで、
ステージ自動生成(単なるランダム出現)を貫き通しています。


このシリーズは恐らく今後もランダムシューターで行くんでしょう。
一旦白紙に戻った『シューター新作』も然り。


1〜3までと5は時代は違いますが、舞台が同じ惑星です。
ですが双星撃だけは別の設定なんですね。


ストーリー的なつながりが全くない訳ではないんですけど、外伝的なポジションで
他のシューターシリーズとは違う惑星の違う部隊のお話になってます。
(なので音楽や絵の雰囲気がMAXIMUMとは違うのです)


とは言え・・・物語と呼べるほどのものは無いので敢えて書きませんが、
正体不明の軍勢から定期的に攻撃を受けると言う部分は全作共通となっています。


前作であるMAXIMUMがかなり難しかったので、双星撃は気軽に楽しめるものに
したくて「じゃあ今度は2人で遊べる簡単なSTAR SHOOTERにしよう」と言うのが
始まりでしたが・・・あまり簡単じゃないですか?


実は当時使っていたDOS-V機はマシンのパワーが無かったもので
かなり処理落ちしてたんですよね。だから「1秒間に10回撃つ」と言う
イベントを組んでも、実際にはその通りの処理は成されていなかった。
キャラが沢山出現すれば全体的にスローになるので回避も簡単だった。


なので現代の標準的な性能のPC上でMMF2に移植して動作させて初めて、
「このゲームはバランス滅茶苦茶だな」・・・と気が付いたわけです。


だって1フレーム毎に弾を撃つ処理とか、普通に入ってましたもん。
なので今回全部直しました。ついででボスの攻撃なんかも一部変えてます。
処理落ちしない分、敵も躊躇せずに高速に動きやがるので・・・撃ち切れない!
なのでザコキャラの耐久力も少し減らしました。


それでも硬く感じると思うけど、あくまで復刻版なので以前の物と
プレイ感覚が変わらないようにバランス取り直しています。
(殆どの人が始めて双星撃に触れるわけだから殆ど意味無いですが)


改めて遊んでみて思った事は・・・シンプルで単調・・・なのは
仕方が無いとして、LEVEL3辺りが新しい敵も出ずスカスカだなぁと言うこと。


2人プレイの出来るゲームなんで当然1画面辺りのキャラ数が多いんですよ。
自弾の分があるんで。当時のPCの性能では全体の速度を保つ為には敵の出現数を
減らさざるを得なかった。


エフェクトもMAXIMUMと比べると地味だし。演出も凝っていないし。
これも実は容量との兼ね合いでした。当時は3.5インチFDDで友人に配ってたので
ソフト容量に明確な限界があったのです。容量ギリギリまでは使ってなかった
と思うけど、ボスはデカい(当時としては)し6体もいるし・・・。
そんな理由で双星撃では思い切ったことが出来なかったんですね〜。


それに本体メモリの関係だと思うんですけど、1つのレベル(シーン区切り)に
詰め込み過ぎて、KnPがフリーズしてイベントエディタが開けなくなる事があって
(MAXIMUMではアニメのパターンなど大分削りました)、双星撃の頃はあまり
モチベーションも高まっていなかった気がします・・・はい。


なので、いつかこのゲームはリメイクしてみたいなとず〜っと思ってました。
やるとしても来年以降ですけどね。HD全盛の時代に何を作ってるんだと言う
声も聞こえてきそうだけど、そこはそれ。LEGASYSWAREですから。


白紙には戻ったけど、シューターシリーズの新作や5の再始動も考えているし
もう少しだけ、ランダムシューターは続きます。


他、こぼれ話としては、KnP版ではAボタンBボタン(便宜上この様に記述します)
共に前方3WAYショット、ボタン押し続けでAが前方・Bが後方7WAYだったのを、
2011バージョンでは3WAYと7WAYを逆にしています。KnP版ではピアノ撃ちで
ボタンを交互に叩いて連射するのを想定・推奨していたんですけど・・・流石に
現在ではオート連射無しでは厳しいと感じたので、悩んだ末に入れ替えました。
その為にショット切り替え時にやや隙が生まれてしまうんですが、そこはそれ。
「その様なゲーム性だよ」と言うことで。


双星撃2011はあまり面白いゲームじゃあないですけど、そこそこ楽しめますから
宜しかったら遊んでみてくださいね・・・エンディングまで☆
それでは又!!


※オマケ