カベジマ研究所2

Legasyswareのゲーム開発と日常をゆるく適当に綴っていくブログ

Emily the Strange : Strangerous (海外版DSソフト)

海外のDSソフト『Emily the Strange Strangerous』を購入。
(と言っても実際に購入したのは大分前ですが・・・)


このソフトはCosmic Debrisによるアートワークが大変素晴らしい
Emily the Strangeエミリー・ザ・ストレンジ)のシリーズを
ベースとした謎解きアドベンチャーゲームです。

(私が持っているエミリー関連のグッズは、この絵本2冊のみ)


北米版の発売が直前で延期になってしまったので、今回購入したのは
先行して発売されていたドイツ版のため、取り説やパッケージなどは
全てドイツ語表記になっています(ゲーム中の言語は英語にも対応)。


北米版は日本のDSソフトと同様の黒いプラスチックケースを使用していますが
欧州圏ではクリア・ホワイトの少し柔らかいケースを使用しておりまして・・・
その関係でジャケットのデザインも裏表の両面に印刷されている事が多いです。


このソフトもパッケージ開くと中にもデザインが配されていて嬉しい。



肝心のゲーム内容はと言うと、ストーリーの合間合間でちょっとした
謎解きやパズルに挑戦すると言う・・・いわゆる「レイトン教授」の
システムを踏襲しており、英語が苦手な方でもなんとなく・・・判・・る?
(題材がエミリーと言うことでヒネリの利いた問題もあるので、ある程度
英語の読解力がある方が楽しめます、辞書片手にどうぞ!)


例えばこんな問題も。ビーカー中の16オンスの液体を
大小2本のフラスコを用いて8オンスに分けなさい・・・
ただし、一度注ぎ始めたら容器が満杯になるまで止められません。

正解はこちら・・・と言うか、何度も移し変えてこの状態を作るべし。


成功するとエミリーが「ダーッ!!」で応えてくれる。やったね☆
(そんなキャラだっけ?)


謎解きの問題はこの他にも、点と点を線で一筆書きに結んで
Morose Codeを作る『Dotty Dots』や、点線の入った板を
同じ形に切り分ける『Get A Fix』、ピースをスライドさせて
出口まで運ぶ『A Key Moment』など、レイトン教授でお馴染みの
パズルばかり(なんとマッチ棒パズルまである)なので、
レイトン教授のシリーズが好きな人ならば特につまずくことなく、
過去の経験を生かしたプレイが出来るのではないかと思います。


ただ、線をなぞるタイプのパズルに関しては判定が異様にシビアで
間違えていないのに正解判定とならないケースが多発して、
ややストレスに感じてしまうかも知れません。


ですが小さなDSの中に上手にエミリーの世界を落とし込んでおり、
エミリーファンであれば納得の1本であると思います。

↑ゲームのトレイラー動画

↑プレイ動画(これはエミュレータかな?)


動作はDS及びDS Liteのみ対応。DSi3DSにカードを差し込むと
認識すらされない(カードが挿さっていない状態と同じ)ので
注意が必要。

このソフトは実はDSiカメラ対応で、カメラを使うと自分だけの
ゾンスターが作れる・・・らしいのですが、私はドイツ版(欧州)の
DSi本体を所有していないので残念ながら確認できず。


今回購入したのはドイツ版ですが、他にもUK版もありますので、
そちらは多分取り説なども英語表記なのではないかと思います。
ま・・・日本語版が出れば一番ハッピーなんですけどね。
映像表現含めて、なかなか面白いゲームだと思います。オススメです。