カベジマ研究所2

Legasyswareのゲーム開発と日常をゆるく適当に綴っていくブログ

白蛇伝

amazonで長らく『欲しいものリスト』に入れっぱなしになってた
アニメーション映画のDVD「白蛇伝」が安くなっていたので、
ここぞとばかりに購入した。



白蛇伝・・・日本初の劇場アニメーション映画です。
昭和33年公開・・・私もまだまだ生まれてない時代の作品!!



白蛇伝予告編、当時の製作現場など貴重な映像あり!!)


東映の劇場アニメといえば東映漫画祭りを思い出しますけどそれだって
グレートマジンガー」とか「長靴をはいた猫 80日間世界一周」とか
思い当たるのはその頃の作品くらいのもので、「西遊記」とか
太陽の王子ホルスの大冒険」とか・・・私にとっては夏休みの
12チャンネルで観る映画と言ったイメージしか有りませんでしたが、
それでも子供時代は好きでTVでやっていれば見ていた記憶があります。


でも白蛇伝は昔の作品で内容も恋愛物であったからなのかテレビで
放送された記憶も特に無く、これまで見た事が無かったのでした。


何の番組であったかは忘れてしまいましたが・・・以前アニメーションの
歴史を総括するような番組が、多分局はNHKだと思いましたがありまして、
そこで白蛇伝のフィルムが数秒流れたわけです。


その時から一目惚れですね。
す・・・すごいよコレ!この動き!!絵柄もめっちゃ可愛いよ!!
これ観てみたい!!


・・・ずっと思っていたわけです。でも意外とDVDが見付からなくて
あっても定価で取り寄せ商品だったり・・・ちょっと手を出し難い
状況にあったものですが、少し前に再販があった様で「在庫あり」が
今では普通。そこでチャンスをうかがっていた訳なのです(セコイ)。


内容としては中国の民話・伝承を元にしたおとぎ話で、
白蛇の妖精と人間の若者が恋に落ちる・・・それを僧侶が妨害する
(妖怪に取り憑かれた若者を救おうと)・・・と言った感じ。


昔の作品だからか・・・日本初の長編アニメと言う事で技術力を見せたい
と言う思惑があったからなのか・・・?


ストーリーと直接関係のないシーン(動物同士の乱闘やお祭りの場面など)
が意外と長く、やや散漫ですが・・・面白い作品である事は間違いないです。


また、声優も森繁久彌宮城まり子が10人の登場人物を演じ分けると言う
ラジオドラマのようなスタイルで、近年の物語とキャラクター中心の
アニメーション作品とは全く異なる位置づけにあるのではと思います。
(曰く芸術的!)


・・・やはり絵が良いです!!
この絵は今時のアニメが好きな層にはあまり支持されないとは思いますが・・・
とにかく全てのシーンを人が描いていると言うこの事実。そして絵の上手さ。
素晴らしいです。そしてシャオチン(青い衣装の女の子)激ラブリー過ぎる!!
・・・それが答えだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
(曰く大満足!)