カベジマ研究所2

Legasyswareのゲーム開発と日常をゆるく適当に綴っていくブログ

わりとうまいもの・・・キムラヤ 『ジャンボむしケーキ・プレーン』の巻

このコーナーもかなり久しぶりのことなので、
もう既に"かって"も忘れちまってる次第なんですけどもね・・・。


ああ、それでなんだっけ?ああ、そうそう、そうだ。
「わりと旨いもん」の話だっけか?ああそうそう思い出した。


えー歳をとるといかんせん・・・イカンセンてのがもう既になんだったか
忘れちまってるんですが、色々物覚えが悪くなる。忘れやすい。


「おい、飯まだか?腹が減ってどうにもこうにも、おさまりが付かねぇ」
「なに言ってんだいお前さん!!・・・昼ごはんならとっくに食べたでしょ!」
「ああそうだったそうだった、今日の昼飯は昨日の昼にとっくに食っちまってた」


・・・なんてことも日常茶飯事。
食ってるもんが旨いもんなのかゴム草履なのか・・・それがまだ判るうちに
ブログにしたためておくとしましょうか・・・。


さた、今回の『わりとうまいもの』は老舗パンメーカー、銀座木村屋の商品。
『キムラヤのパン』ブランドで御馴染みの『ジャンボむしケーキ』でございます。





ジャンボむしケーキは木村屋の定番商品であり、新製品でもなんでもない、
非常に"めじゃー"な商品ではありますが、それ故に歳のいってる御仁がたを除くと
この商品を好まれるユーザーさんは・・・決して多くはないようで。


若い方の好まれる商品といいますとクリームがたっぷり入っててコッテリの、
モチモチ食感で口の中でとろける柔らかさと甘さ、目を引く外形・・・なんて
物ばかりなワケですから、単なるむしケーキでは"押し"が弱い。


・・・ケーキ?蒸しパンでしょ?いやいやそいつは早計だよオリザちゃん、
そもそもこの「むしケーキ」と「蒸しパン」ではなにが違うのか?
蒸しパンと言ったら発祥を「がんづき」に求めるような和のスイーツですが
むしケーキはケーキの名の付くとおり、西洋のお菓子の要素も含んでます。


タマゴをたっぷり使った風味豊かで優しい味わい、しつこくなく飽きの来ない
上品な美味しさ、ハリとツヤのある山型のフォルムが何とも見目美しい。
これは大変に素晴らしい商品でありまして、割と美味いなんて形容するのは
大変に失礼なことではありますが・・・これが実に、割と美味いんです。


むしケーキといえば近年はコッテリ+のチーズ蒸しが圧倒的人気・シェアで
プレーンなものはこの木村屋さんの商品以外では殆ど見かけませんが
プレーンなればこそ、色々と楽しみを付加できると言うもんなのです。


真ん中から真横にスーッとナイフを入れましてね、2枚にスライスしたら
間にホイップクリームなんぞ充填してやると実に今時なお菓子に早変わり。
ま、それはちょっと飛ばしすぎ。


ジャンボむしケーキ プレーンは甘すぎずあっさりとして上品な味わい。
尖った部分がありません・・・故に濃い味を好む若い層には物足りんのでしょう。
そこで今回はそこにコクと香ばしさを加えようとフライパンにバターを引き、
軽くソテーなどしてみました。



本当はミントの葉でもチョイとつまんで乗せてやりたかったのですが
ありませんでしたものでなんの飾りっ気もなくてスイヤセンね。


お好みで紛糖を茶漉しなどで振るいかけたり周囲にベリーなどを添えても
お洒落で可愛いんじゃないでしょうか?アタクシは面倒な事はしませんけども。


バターは焦げやすいのでフライパンが熱くなる前に入れましょう。
むしケーキの焼き加減は両面に軽く焦げ目が付くくらいが上等です。
バターが加味されるとちょうどフレンチトーストのようなお味になりますね。


焼く前に冷蔵庫で冷やしておけば表面は熱々カリカリ、中はしっとりヒンヤリ。
皆さん是非お試しあれ。


わりとうまいもの、今回は銀座木村屋のジャンボむしケーキ プレーンを
紹介いたしました。定番ものも一工夫でニューフェィス。


ではごきげんよう、また次回!!