がんばろう
がんばろうと思った。
・・・以上です。
先の熊本の地震で多くの人が被災され、そして今も困難な状況下に置かれています。
こんな時にどうすべきだろう?
被災された方々に「一緒に頑張りましょう」とメッセージを送るべきなんだろうか?
被災された方々は被災者同士、
「がんばろう!!」そうお互い励まし合い、支えあっていくでしょう。
でも離れた地域に住む私が「がんばろう」と言ったところでどうだろう?
それはむしろ人々の気を削いでしまうのではないだろうか?
もちろん助けの手を出したいし励ましたいと思うけれど
住居を失い、財産を失い、或いは家族も失った方々が今必要としているのって
温かい言葉=癒しより、家であり水や食料でありお金であり、
そして確かな休息なのではないでしょうか?
温かい言葉はかけられたら嬉しい。
心が弱ってるときはなおさら響くと思います。
けれど・・・言葉ではお腹は膨れないし、のどの渇きは潤せないし、
そして足を伸ばしてゆっくり眠ることの助けには・・・残念だけどならないのです。
余震がもう少し落ち着き、道路や壊れた橋が修復されインフラが回復すれば
公的支援もボランティア活動も本格的に行われるようになるでしょう。
みんながみんな、きっと助けになりたいと、そう思っていると思います。
今、私に出来ることはあるだろうか・・・?
がんばろう・・・私が。
応援してます、頑張ってください・・・じゃなく、
私ががんばろう。
諦めず、立ち止まらず、辛抱強く、
がむしゃらにならずともゆっくりと確かに、がんばろう。
誰かに褒めてもらう為じゃなく、自分自身の為にでもなく、
身近な誰か一人にでも、その頑張りが連鎖するようにがんばろう。
回復に向かわせる力って外からやってくるものではないからね。
みんながみんな、がんばろう。