カベジマ研究所2

Legasyswareのゲーム開発と日常をゆるく適当に綴っていくブログ

NXの噂。

来年3月に発売を予定されている任天堂の新ハード『NX』ですが、
光学ディスク非採用であるらしいとのリークが出ました。


あくまでリークなので単なる噂話にしか過ぎないのですが、
新しいゲームハードの話ってなんだかワクワクしますね!!


PS関連の発表も9月8日早朝にあるのでそこで恐らくはPS NEOや
PSスリム関連の発表があるのではないかと思います。


いよいよ各社の新ハードが・・・と言う気配がしてきましたね。
XBOX ONE Sやスコルピオの日本での発売はいつなのか・・・?


気になりますよね!新ハード!!


・・・まあそんな訳で今回は新情報のあったNXについて思うところを
極めてテキトーに書いていきたいと思います。


先ず、光学ディスク非採用でカートリッジベースでソフトが供給される
ということはWiiUとは直接の互換を持たないだろうという部分が気になります。


スペック的には・・・ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルドがリリースを
予定されているのでWiiUと同等かそれ以上のものを持っている筈ですが、
そこはなんとも言えない話。


と言うのもコレまでのリークが事実であればNXは携帯機向けのCPUやGPU
採用していることになるのでスペック的に最新機に劣るWiiUとは言え、
これを携帯機で動作させられるのかと言う疑問が付いてきます。


もちろん最新のハイエンドなタイプのスマートフォンタブレット端末に
採用されているようなチップを詰んでいるのならば話は別ですが、
最近の任天堂ハードを考えると価格とのバーターで安価な部品を
採用している可能性も十分あるわけです。


まあ・・・実際どうなんだか、そんなことは当然ながら分りませんが
今ひとつNXと言うハードの特徴が見えて来ない。


かつて岩田社長が「健康をテーマとした新事業を立ち上げる」と
発表されていたと思うのですが、それがNXなのか?
噂では健康器具のようなものと連動するなど言われてもいますが
NXが携帯機であるならばその様な器具との連携も容易かもしれませんし、
これまでの情報は現時点において全て噂でしかないのでなんとも言えませんね。


さて、もしNXが本当にカートリッジ方式を採用するとなると
これまでWiiゲームボーイシリーズなどで実現してきた、前世代機との
直接の互換性が絶たれることになります。


WiiUは正直、成功した・普及したとは言い難いハードですから、
互換性を切ってしまっても問題ないかもしれませんが・・・そうすると
WiiUユーザーの反発は大きく(次世代ハードへの切り替えが早い為)、
任天堂はこれまでユーザーとの間に築き上げてきた信頼を失いかねません。


・・・そう言ったことは避けたいだろうし、
また、ハードホルダーとしてのプライドもあると思うのです。


だとするならば、互換性はある筈です。
NXではWiiU向けに開発されていたゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド
リリースが予定されています。ドラゴンクエストXやXIもソフトのリリース及び
サービスが予定されています。


と言うことは当たり前の話ですがNXは間違いなくインターネットに接続でき、
そしてソフトウェアをインストールするのに十分な容量を持ったストレージを
有している筈です。


その点を踏まえ、可能性としては、WiiUとの互換性はクラウドで保たれるとか、
NXでWiiUソフトのダウンロード購入が出来る・・・それを互換の替わりとするとか、
あまり面白みのない方法が考えられますが、これまでのリークで共通しているのは


・・・『NXは据え置き機と携帯機の特徴を併せ持つ』という部分ですね。


そしてリーク情報の中には間違いやウソも何割か含まれていると思うのですが
NXのリーク情報にはあまりばらつきがなく、そして上記の一文が共通しています。
と言うことは、この情報は真実だと考えてもいいんじゃないかと思います。


今までテキトーに考察進めてきた中では、実は据え置きの要素には触れていません。


『NXは携帯機・・・タブレット端末で、コントローラーパーツを装着して
テレビ接続すると、据え置き機のような使い方も出来る・・・』と言うのが、
大方の予想だと思いますが、これだとあまり据え置きっぽさが無いと思いませんか?


ケーブル直挿しで繋ぐのではなく、テレビ接続するのにドックのようなものを
介する方式なのだろうと思いますが・・・何か腑に落ちないというかしっくり来ない。


そもそもタブレット端末で据え置き機並みのハイエンドなゲームを何時間も
プレイさせるとなると本体(CPU)の過熱が問題になりはしないだろうか?
据え置き機ならば本体内部にファンを持つなど、廃熱対策がなされる筈ですが
タブレットだとかなり熱くなりそうな気もします。


そして電源も気になります。
携帯機・タブレットならばバッテリー駆動だと思いますがテレビ接続時には
電源はどこから供給されるのか?


ドックに接続するのであれば云わば充電しながら使用するような状態なのでは?
近年の充電式バッテリーは性能が向上しているのでこのような使い方をしても
バッテリーが劣化したり異常な発熱をしたりすることはないと思いますが、
ちょっと気になるところです。


ではNXとはどんなハードなのか?
ここまではリーク情報や単なる噂話のまとめをつらつらと書いてきましたが、
ここからは私独自の分析(想像)によるテキトーな予想をしてみたいと思います。




先ず・・・NXは携帯機であるならば、これは恐らく3DSの後継機です。
3DSは発売から5年が経過しており、そろそろ次に交代してもよい頃です。


だとするならば、もしかしたらNXは3DSとの互換性を持つかもしれません。
3DSとの互換を持つ場合、それは3DSのゲームをテレビ画面で楽しめることを
示唆するかもしれません・・・が、これはあくまで想像です。


3DSやDSの設計を受け継ぐのであれば、もし液晶画面が1枚しかなかった場合
互換性を持たせるのには少々都合が悪いかもしれません。
ただ・・・NXはタブレットだと言われているので、縦持ちにすれば2画面分の
ピクセルは確保できるので問題はないでしょう。


2DSなんてハードも発売されていますし、3D機能=裸眼立体視は引き継がずとも
問題にはならない。


そして据え置き機の特徴も併せ持つ。併せ持つのであれば据え置く筈ですね。
と言うことは・・・据え置く本体が別に存在するのではないでしょうか?


上にはWiiUとの互換性はある筈と書きました。直接の互換性を持つならば
据え置き本体にはBDを読み込むための物理ドライブがあるかもしれません。


・・・すると「ソフトはカートリッジで供給される」と言う部分に
矛盾を感じるかもしれませんが、ソフトがカートリッジで供給されたとしても
物理ディスク非対応であるとは確定できない。


もしかしたらディスクドライブは別売りかもしれませんが、据え置く本体は在り
そしてそれはNXタブレットとドッキングして初めてゲーム機の体を成すような、
基本はテレビ視聴用のセットトップボックスなのではないかと思うのです。


セットトップボックスでありながらNXタブレットの充電ドック及び冷却装置、
そして時にブルーレイ再生機(WiiUのディスクを読み込む機能有り)。


これらセットでNXの正体なのではないでしょうか?
健康をテーマとした新事業やスマートデバイスとの連動など、
実際に発売された後で開始されるサービスについては全く分りませんが、


最初に発売されるパッケージに含まれるものは
タブレットと多機能セットトップボックスであると・・・まあこの辺は
誰でも予想できる範囲ではありますが。


さて、実際のNXはどの様なハードになるんでしょうね?
そして名称含め、正式な発表はいつになるんでしょうか?


NXの噂が単なる噂でなくなるその時が楽しみでなりません。