カベジマ研究所2

Legasyswareのゲーム開発と日常をゆるく適当に綴っていくブログ

隠遁としたもの

制作は快調とは行かないものの、少しずつ前に進んでいっている。
これまでと変らず、特に問題があるでもなくノロノロと。


やはり気力を消耗させられるのがドット絵の方で
こればかりは換えが効くわけでもないのでどうにもならない。


消耗させられるのが分っているからノリノリで作業出来ないし
まあ、解る人には解かると思う。辛い日々ですよ。


そんなわけで姿を消し気配を絶ち、隠遁としているわけです。
進捗具合を悟られないように・・・今は背景の作成中。


以前マップエディタを自作していたことがあったけど
あの時は色々と不具合が出て、結局作業を中断してたのですが


その後の別アプリにて背景20000枚貼り付け実験も失敗したため
いよいよ踏ん切りがついて、ツール自作は諦めて既存のものを
活用する方針転換。


いくつかフリーで公開されているマップエディタを試して
Tiled Map Editorを採用しました・・・とか偉そうですみません。
使わせて頂いております。


まだ会得していないのでガシガシとはいかないですが
中々使い勝手が良くて非常に助かっています。
最初からこれにすれば良かった・・・。


そして肝心のマップチップもこれまではMMF2搭載のお絵かきツールで
描いていたのですが・・・まあどうしようもなく不便なので
前からインストールしてはいたものの殆ど使っていなかったEDGE2を
満を持して活用させて頂くことに・・・最初からこれにすれば良かった。


いや、MMF2のツールもあれはあれでレスポンスが早くて便利なんですけど
専用のツールには敵いませんからね。


あとはマップチップを揃えるだけ・・・先は長いですね。
ドット絵というのは言うまでもなく小さな点の集合なんですよ。
ひと塊になってるものや図形は得意ですが細かなものを表現するのは難しい。


例えば木を描くにしても、最小単位はドット一つ分で、だったら葉の一枚一枚を
ドット1つで表現すればいいかと言うと、そんなこともなかったりするんです。


作例は用意していないので皆さん実際にやってみると分ると思いますが、
かなり気持ちの悪いものが出来ると思います。


結局ドット1つで描かれることよりもドットとドットの間に同サイズの
ドット一つ分の隙間が出来てしまうことが視覚的に気持ち悪いんですよ。
不気味の谷にも近い現象だと思うのですが・・・


ある程度の大きさを持った絵なら葉の一枚一枚を表現することも出来ますが
小さいものならばデフォルメしてひと塊にしてしまう方が見栄えが良くなる。


細部を簡略化して頭の中でそれを立体的に描画してみる。
・・・真上から見たらどう見えるのか?それをドットに置き換える。
そういう作業ですね、恐らくは。


メカとは全く違う手間がかかります。
まあ今までも爆発をずっと描いてたんでその延長みたいなものですけどね。
とにかく、まずは最初のステージ分を用意しよう。


自分は今一番信用を失っていると思います。
その信用を僅かでも取り戻すためにはガン・コモンを完成させ
配信開始させる以外にはないでしょう。


いつか「もう配信されていますよ」と言えるように頑張るのみです。




おまけ


1面ボスの絵がおおよそ描きあがったのでカラーリングを色々と変えて遊んでみた。
背景が入ってないから最終的な調整はまだ出来ないけど何色がいいですかね?


兵器としてリアルな感じにするか、ガンダムみたいな色にするか。
・・・次回作は全編宇宙空間にしよう。うぐぐ