カベジマ研究所2

Legasyswareのゲーム開発と日常をゆるく適当に綴っていくブログ

かぶりつきアクション! カブーンちゃん、ついに完成!!

長かったような短かったような・・・このゲームを作っていたときの記憶が殆どない。
苦しかったと言えば苦しかったし開発そのものは順調に進み楽と言えば楽だった。



開発の経緯と言うかこのゲームを作ろうと考えたきっかけは前回の日記を
読んでいただくとして、では何でこのようなゲームになったのか?の幾つかを
失われし記憶の整理も兼ねて今回はおさらいしてみたい。


先ず、テーマは『ハロウィン』。これは言うまでもなくハロウィンの季節に
合わせてリリースすることが最初から企画の中心としてあったので、
ハロウィンありきのカボチャ頭・・・いわゆるジャック・オー・ランタンを
被ったヘンテコなキャラクターを適当にでっち上げて、そこで関心が途切れて
あとは文字通りテキトーに飴だの箱だの出して、そこでひねり出したのが
『入れ歯』だったと言う、話が繋がっているのかいないのか?よく解らない話。


敵が飴なんだから主人公が銃だの謎のビームだのは世界観的に変じゃないのかと
じゃあ飴なんだから『舐める』か『噛み砕く』か、俺は噛み砕く派なのでそれで。


・・・と、そんな流れだったのでした。


噛み砕くならば当たって消えたらおかしい、ガジガジ噛み付かなかったら変じゃない?
そこであの『噛み砕きアクション』が生まれたわけなのですが最初のプロトタイプは
そこで終了してしまい、面白くなりかけていたものを蓋を閉じて片付けてしまった。


入れ歯と言えばカートゥーンカートゥーンと言えば乾いたグロ描写。
今回単なるプロトタイプでしかなかったカブーンちゃんをリブートさせるに当たって
テーマにすべきものは何ぞやと、改めて考え直し根底に置くべきものはホラーなのではと
そう思ったのでした。


実はプロトタイプのカブーンちゃんを作っていたときに想定していたゲームは、
もっと全然違う、バカゲーのようなノリの、しょうものない方のカートゥーンだった。


ラストにジャック・オー・ランタンを被った主人公が仁王立ちで登場し、カラーが
ビカビカと変化、そしてビカビカが終わるとそこにはビキニ美女が・・・!!


そう、言わずと知れたメトロイド!あの感じでエンディングでゲームの成績に合わせて、
カボチャを取ったら美女だったり火星大王だったりタコ宇宙人だったり変なおじさんだったり、
・・・そう言うのを予定していたんだけど・・・やらなくて良かったぁ・・・!!


ホラーをテーマにしたことであの時には全く考えていなかったようなアイデア
どんどん出てきて、今のカブーンちゃんになったのです。


長くなるのでカブーンちゃんの話は次回に続くことにしますが、
カブーンちゃんの冒険はまだ終わらない・・・かもしれない。


今回はフリーゲームとして公開しているけれどもう少し尺のあるゲームに建て増しして
いつか有料配信出来たらいいななど、思っています。


このブログ読んでいただけたなら是非、かぶりつきアクション! カブーンちゃんを
ダウンロードして遊んでみてください。


意外と面白いゲームですので。
次回はカブーンちゃんのゲーム本編について色々と語ることにして、今回は終了。
ではまたね。