カベジマ研究所2

Legasyswareのゲーム開発と日常をゆるく適当に綴っていくブログ

無人の野を進むマシーン

自分の作りたいものは面白いゲーム。

万人がそう思うかは解らない。でも遊んで面白いゲーム。

遊んで面白いのだから遊んでいない時は特に面白くはないゲーム。

 

自分はゲームにおいて、グラフィックスの美しさにこだわりは無い。

こだわりがあるとすればデザイン性だ。万人がそう思うかは解らない。

綺麗だから良いのではなく、トータルとしてデザイン性に統一感があり

そして一つ一つのデザインが纏め上げられており、美を感じる。

こういったものが好きだ。

 

だから自分達のゲームもその様な方向性に向かっていると思う。

そしてそれは世の多くの人の好みと合致するとは限らない。

特にゲームに対し思い入れの強い方々の好みとは合致しにくいだろう。

 

きらきらしたエフェクトやぬるぬるとしたテクスチャーには

自分は特に惹かれない。

 

型抜きしたレザーのようなエッジのある艶やかな表面が好きだ。

 

だからその様なものを作る。

最近の例で言えばマキシマム2がそれに当たるだろう。

 

もし、作りたいものは作らせないと言うのであれば

自分はもう何も作らない。

 

面白いものが作りたい。

作っていて面白く、且つ遊んでみて面白い。これが理想だ。

 

遊んでいない時は頭の片隅にも無くて構わない。

遊んでいる時は無心になって他のことは何一つ考えずに

それ専用に作られたマシーンのようになってひたすら効率を考え

突き進みたい。

 

世の人の考える面白さとは恐らく真逆のものだろう。

 

でも、そう言うものが作りたいのだ。

ならば仕方がない。無人の野を進むのも仕方のないことだ。

 

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