カベジマ研究所2

Legasyswareのゲーム開発と日常をゆるく適当に綴っていくブログ

ワルイルス続報。


やっつけ!ワルイルスの開発をメインに据えつつのここ最近。
そも、ワルイルスとはなんなのか?


そんな疑問もあろうかと思う。だが、そんなことは気にしてはいけない。
もちろん・・・このゲームにはちょっとした『用語解説』もあるので、
知りたければDrアオヅルに聞けばいい。丁寧に教えてくれる筈だ。


さて、ワルイルス。
このゲームは別のゲームの為の試作なのでこのゲーム独自のシステムは特にない。
まあ・・・アオヅル・ラボはこのゲームの独自要素と言えば独自なんだけど、
他に特殊システムだの新ジャンルだのそう言う冠は全くない。


これからのレガシスは新しいことはやらない・・・と言う決意ではないけど
新しさを前面に出すのは今の時代には不利だと、そう思った次第。


とにかくユーザーは警戒している。臆病になっている。
そして更に言えばゲームに対し強い興味を持ちにくくなってきている。


だから新しさはトラの皮の敷物の下に隠していつもと変らぬそぶりを
しなければならない。


インディゲームが飽和に向かう中、今からインディーを目指す我々の
存在意義とはなんなのか?


それはビデオゲームに触れる人々の『更なる好奇心の育成』。


これを我々のゲームを通して若者たちに、世界中の人たちに訴えていきたい。
・・・とまあこんな感じ。


それが存在意義なのかと問われれば・・・よく判らない。
でもゲームと言うものが常に面白いものであり続けるためには誰かが
面白い物を作り続けなければいけない、それだけなのだと、そう思う。


時々こんな話を耳にする。
「無料素材を使って作ったゲームなのだから無料で当たり前」


我々のゲームは絵も音も全て自前でやっているので無料素材は使っていない。


だから有料で当たり前・・・かどうかはさておき、ここで問いたいのは
無料素材は無料で使える・・・それは価値がないものだから無料なのか?
・・・とそのようなことだ。


あえて論じるまでもないので一気に結論を言ってしまうが
無料素材は権利者が好意で無料で提供してくれているだけだ。


無料ゲームだってそう。
もちろん無料配信にメリットを見出していると言う側面もあるだろうけど
無価値だから無料で妥当なわけじゃない。


インディーゲームだってそうだ。
価値が低いから商業のゲームより安いわけじゃない。
もちろん商業のゲームより価格が低いことには理由はあるだろうけれど、


見た目にしたってボリュームにしたってインディーに対し商業が
全てにおいて勝っているかと言うと・・・必ずしもそうではないだろう。


昨今漫画の違法配信が話題に上がることが多いけれど、
もちろん無料でいいわけがない。


どうも・・・そう言ったごく普通の感覚に対する反逆、
価値観の破壊が起きていてそれが世界を狂わせかけているのではないか
・・・そんな気がしてならない。


少し脱線したけれど飽和する市場と食い飽きているユーザーたちは
一つ間違えば衝突・或いは結託し文化の大崩壊を招きかねない。


真面目にコンテンツを作ることを嘲りアイデアと言う名のソフト炎上を
仕掛けるだけの世の中に既になりかけている。


だからこそ面白い物を作らねば、ユーザーにゲームと言うものが面白く
そして無限の可能性を秘めているのだと言うことを、価値と言うものを
教えていかなければ・・・ならない・・・誰かが。


それはもちろん自分たちである必要はない。
それが自分たちであればこれほど心踊ることはないだろうけれど。


とにかく、面白いものは作られねばならない、そう言うことなんだよ。


まあ・・・今までの話とワルイルスの話はあんまり関係ないんだけれど
作ると決めたからには面白いものにしていきたいと、そんな決意の話。


未だ手動で出現する仮敵1種類しかいないので紹介するものはないけれど
今回は登場キャラのセレクト画面での姿を数枚のスクリーンショット
出し惜しみせずお見せしよう。



主人公は空飛アツメとウスメの退魔士姉妹。退魔士って何か?知らん。
ストーリーはゲームが公開される頃合に軽く解説しようとは思うけれど
今は特に語るものはない。深いストーリー性があるわけでもないので。


なんだかんだ言って・・・完全新作は久しぶり。製作者的にも楽しい。
マキシマム・ツーやガン・コモンも忘れてないよ!ではまた次回。


ちなみに3枚目の人が着ているのはチマチョゴリではないです。