カベジマ研究所2

Legasyswareのゲーム開発と日常をゆるく適当に綴っていくブログ

ストーリーは酢と鳥と

あと黒砂糖。


地震やら大雨やらでキャイキャイする気に微塵もなれないので
だんまりが続いてしまっているが、とりあえず元気でいる。


さて、やっつけ!ワルイルスだが、1面の会話イベントシーンが全て入って
(テストビルドでは入っていなかったルキのシーンが入った)、


これでデモ版に含まれる会話イベントに限って言えば、
残すは2面のボス戦前とボス撃破後のみになった。


会話イベントシーンのセリフはかつて、
シュマップス・アカデミーの時にもさんざん苦労したが
今回はテキストボックスが更に狭い(と言うか文字サイズが大きい)ので、
枠内にきれいに収まるように文字数を減らしたり表現を色々変えたりが
更に極まっていかざるを得ない(望まずとも)感じ。


ただし懸念もある。
文章を作るのは元々得意(個人の感想です)ではあるのだが、


最近インターネット上でよく見られる「日本語がおかしい」と
揶揄する声の指す文章が意外と普通である場合が多く、恐らく
おかしいと指摘する者自身の文章力がさして高くないことが原因なのだろうが
それに対するフォローアップが殆どない、


つまり指摘者はその文章がおかしくはないと言うことが理解できていない。
言い回しがややこしかったり回りくどかったりしても、それを以て
「日本語がおかしい」とは容易には言えない。


だが文章力(読解力及び記述力)が低いことが当たり前となってしまえば
文章を書けることが「日本語がおかしい」状態なのかもしれない。


だからせっかく狭いテキストボックスに合うように工夫して
必要十分なセリフを作り上げてもそのことが理解されず、
「日本語がおかしい」など逆にこちらが言われるのではないかと
そんな予想もしている。


引用が適切とは言い難い、聞きなれない慣用句のみで構成される文章が
ネットに軒を連ねて並んでいる昨今、解り易い文章を書くことを心がけている
一ブロガーとしては切ない限り。


話をワルイルスに戻すと、2面のボスのシーンを作らねばならないのだが
実はまだ何も決まっていなかったりする。


自分はストーリーを考える時に、結末は先に作っておくことが多いのだが、
ではそこに到る過程はどうなのかと言うと、実は全く考えていなかったりする。


と言うのも、
物語はキャラクターを動かしていくうちにどんどん変化してしまうので
過程を完全に固定してしまうと、その後が辻褄を合わせるだけの作業になり
ストーリーやキャラクターのセリフ・行動が白々しく感じられはしないかと、
そう言うことが気にかかるからだ。


自分は自身の作中のキャラクターが勝手に話し出すタイプの書き手なので
物語を作る際はキャラクターが話し終えてからそれを再編集し、
その後を結末に繋がりそうな感じに、勢いアドリブで書いていく流れ。


なのでストーリーは今まさに紡ぎ出して行ってる所なのである。
だからそれなりに時間がかかる。


肝心のステージ自体は全く進めていないのでデモ版公開はまだまだ先。
見える部分がないので見せるものも殆どない。その辺スマンです。


・・・もう少し煮込んだら味見もして頂けるかもしれない。



(キャラが足りない雰囲気だったので即興で描いたルーキー・キャラ、
実際に登場するかは未定・・・シャンティじゃないよ)


※追記:昨夜の画像をドットに直すとこうなる
ラフの段階で作画的におかしな部分があってもきっちり修正してるから問題なし