カベジマ研究所2

Legasyswareのゲーム開発と日常をゆるく適当に綴っていくブログ

8月の雑煮

雑煮とは・・・辞書で調べたわけでもないので正しい知識はないが
多分雑に煮込んだ料理のことだろう。或いは雑多な具の煮込みか?


掘り下げて記事一つにするほどの感心や情熱は取り立ててないが
幾つか気になるものがある。


それらを雑に鍋に放り込んで煮込み、冷める前にかっ込んでいくとしよう。


◆興味を引かれるインディーゲーム2本。
一つは『PUSS!』もう一つは『Regular Human Basketball』。


PUSS!はSteam Greenlight出のゲームでdemo版も配信されている。
個人的にすごく気になっていたゲームなのでdemo版の配信開始直後から
ダウンロードしてプレイし、わりと楽しみにしていたのだが、
いざ発売されたら想像していたよりも価格が高く、うーんどうしようかなと。


ゲーム自体は俗に言うイライラ棒ルール。マウスを上手に操作して
障害物に接触しないように気を付けながら猫ちゃんをゴールに運ぶと言うもの。
ゲームそのものより映像や音楽を楽しむのが正しい嗜み方であるので
これは万人におススメ出来るようなゲームではないが、この手のゲームに
強烈に魅かれる層も一定数いるだろう。そう言う方には一見の価値あり。




Regular Human Basketballは普通にアイデアとビジュアルが良く出来ている。


巨大なバスケットボール選手(の姿をしたロボット)の内部に入り、
プラットフォーマーの要領で移動、周囲にあるスイッチをon/offして
選手を動かしバスケットボールの試合をする・・・と言う感じのゲーム。


こっちは価格もお手ごろなのでその内購入してみようと思う。




レトロゲーム風。
レトロゲームとはなんなのか?
どこからどこまでがレトロでどこからがレトロじゃないのか・・・そんな話ではなく、
今でも購入出来て尚且つ現行機上で動作する旧ハードのゲーム、それはレトロなのか?


インディーの8bit調のゲームはレトロ風など呼ばれるが旧世代があってこそ。
現行機で旧世代のゲームが遊べるならばレトロ風とはどこに位置するものぞ?


その時代を知るものには懐かしさを感じさせるだろうが知らない世代には
どう映るのだろうか?




◆没作品。
昔knpで作っていた固定画面アクション、未完成のままなのだが
データが残っていてもファイルが破損していてmmf2で編集できない。


先日特に理由もなくバブルボブルのプレイ動画をだらだらと見ていたら
急にそのゲームのことを思い出し、なんだかリメイクしてみたくなった。


リメイクするにあたりゲームシステムをブラッシュアップさせようと
あれこれ考えてみた後、あんまり面白くなさそうだなと・・・なんだか冷めた。
未完成で投げていたのにはそういう理由もあったのか。




格闘ゲーム
魔界狩人と言うSFCのゲームの動画を見ていた。
amazonで「この商品を買った人はこんな商品も〜」の欄を見ていて目に止まったのだ。


・・・そう言えばこのゲームの動いている所を見たことがないなと。
昨年発売された新作スーパーファミコンソフトなのだが評価があまり良くなくて
発売前にはあった興味を失くしていた。


動画を見て色々と思うところがあったが
・・・まあ、あまり厳しいことを言っても仕方がない。何より去年のソフトだし。


ただインディーとは言え、ある程度大きなプロジェクトになると振り直しが
利かなくなる側面があるのだろう。


開発者達もこの出来栄えなら行ける・・・とは思っていなかっただろう。
それでもスケジュール通りにリリースしなければならない。


なんだか息が詰まるような気分になった。




◆祭り。
夏は祭りが多い。盆踊りがいい例だ。恐らくは夏休みだから子供向けの健全な
イベントとしてセッティングされるのだろうが、雑な知識しか持ち合わせていないが
本来は農業との結びつきが強い行事であったと思う。


農民たちは過酷な労働に耐えている。踊ったり集会を開いたりも制限されている。
だが祭りの時だけは禁が解かれ自由に振舞うことを許される。
・・・だからこそ心からの喜びを表して歌ったり踊ったりしたのだ。


現代の祭りはどうだろうか?人々はその振る舞いに制限など加えられてはいない。
日ごろのストレス発散の場としては、祭りは特に機能していない。
地域住民の結束を高めると言う、ただ一つの目的により行なわれている。


祭りの運営に携わったことはないが自分は働くことが好きなので祭りの準備に参加したり
スタッフとして従事したり、そう言ったことは歓迎だ。


だが、祭りの輪に入り歌ったり踊ったりしたいと思ったことはない。
・・・人前で歌ったり踊ったりすることが恥ずかしいからではない。


コンマ1秒でも自由が与えられたならば、絵を描いたり様々な研究をしたり、
その様なことに時間を使いたいからだ。それが自分にとって唯一の喜びだからだ。


もし万が一、同調圧力により参加を強制されるような祭りがあったとしたら、
そこに喜びなどはなく、それは単なる拘束でしかない。


自分は祭りを遠巻きに見るのは好きだが輪に入りたいと思ったことはない。




◆やっつけ!ワルイルス。
現在鋭意開発中。地味な作業の連続。
新しい区間はまだ開通していないが後回しにしていた仕様をあれこれ実装した。


そんな感じで雑にまとめ。ではまた次回。