カベジマ研究所2

Legasyswareのゲーム開発と日常をゆるく適当に綴っていくブログ

3分ゲーコンテスト

はてさて自分のような歴史の浅い人間には世の中知らぬ事の方が多い。

役所や銀行での手続きやアメフトのルール、気取ったくどき文句・・・

たいていの事はリバブルのCMを見れば分るだろう。

 

だが自分でゲームを作り公開するようになったのが2010年6月の事で

世の中に個人ゲームの出来やアイデアを競い合うコンテストがあるなんて

知る由も無かった。同人ソフトなるものが売買されている事すらも知らず

ゲームとはゲーム屋で買うものだと思っていたからだ。

 

3分ゲーコンテストは2004年から2015年までの間に20回開催されており、

その後は2018年に第21回、そして2019年8月に第22回が開催された。

 

実は自分も今回初めてこの3分ゲーコンテストに参加している。

当時の盛り上がりや空気を知らぬ自分にとっては随分とひっそりとした

催しであるように感じられたが、かつては参加者も多数おり年に数回ほど

開催されていた事もあったようだ。

 

3分程度・・・と言う縛りをどう捉えるかにもよるが、豪華な作りの作品を

3分だけ体験できると言うようなものよりも3分だからこその驚きや感動を

如何に表現するか・・・に重点を置く方がより意図に沿っていると思われる。

 

だからソフトウェアとしての完成度よりも『ネタ』としてのタイムリーさや

『ウケ』自体が評価の大部分を占めるのではないかと思う。

 

つまり『アイデア』を見られるわけだがそもそもコンテストに投票している

人達もまた、かつての参加者だったりとつまりはコアな視線も混じっていて

キャラ人気だけで上位に行けるような場ではないと言う辺り、自分のような

ゲーム原理主義のような人間には心強い。

 

さて自分の出品作の投票結果はどうであったかと言うと予想通りの最下位。

ゲーム自体が未完成であることが最大の要因だと思うがそれ以外にも新参者

である事も一因としてあるのだろう。

 

ただ、そもそも受賞を目指していたわけではなくこのような場であれば

本当にゲームが好きな人達に先ず最初に見てもらえるという期待があって、

プレイした人達からコメントをもらう事と自分の名を知ってもらう事を

達成できれば大成功と言うくらいの気持ちで参加したので結果には大満足。

 

何しろ力を入れて作ったゲームを公開してもレビューされる事は稀だし

コメントされる事も殆ど無い。

レガシスのゲームはサウンドにも力を入れているのだがそこに言及される事も

ほぼ無い。中々良くできているんですけどね・・・。

 

唯一、他の参加者のゲームを全てプレイできていないのが心残りであるので

1タイトルずつ、少しずつでも遊んでみたいと思う。

 

最後に・・・今回コンテストに参加した事を一切告知しなかったのだが、

これは恣意的なものを一切含まないプレーンな状態での評価を見たかったので

意図的に伝えずにいたものである。

 

いつもこのブログを読んでいてくれる方やtwitterでフォローいただいている

方々には非常に失礼な態度となってしまった。大変申し訳ない。

 

また次回があれば是非参加してみたい。ゲームの都合が付けば・・・だが。

主催者の方、参加者の方、そして投票された皆様、お疲れ様でした。

 

自分のゲームに投票してくださった方にもお礼申し上げたい。

ありがとうございました。

 

プレイ動画をyoutubeに上げてくれたTatu O氏にも感謝。