以前から気になっていて、twitterでもちょっと話題になっていた
『アーケードゲーム・タイポグラフィ ビットマップ書体の世界』の
英語版の原書の方、
『Arcade Game Typography: The Art of Pixel Type』をついに入手。
日本語版でも良かったのだけど直ぐに読みたかった(見たかった)ので、
英語版の方を購入。日本語版は現時点ではまだ発売していない。
(2020年1月9日発売予定)
この本はアーケードゲームで使用されているフォント(8×8ピクセル)を
「ずらっと並べただけ」と言う、世間一般の方からすれば意味が分らない、
とても難解な書籍。
そもそもだが自分はタイポグラフィ(デザインされた文字)が大好きで
自分のゲームでも毎回フォントは新規でデザインしている。
キャラや背景がキレイでもフォントがカッコ悪いとゲームセンターでは
見栄えがしない・・・と言うのは言い過ぎだが、スコアボードや開始時の
メッセージ、ネーム入れなどフォントはアーケードゲームの影の主役とも
言えなくはない。
分類は実在のフォントに準拠していてフォント好きにはたまらない。
君がアーケードゲーム好きだったとしても、この本の内容に満足するとは
思えない。それほどごくごく一部の人間にのみ響く様な難解な本なので、
ごくごく一部の側にいる方にだけ、力強くおススメしたい。
ちなみに・・・自作のゲームでフォント選びの参考にしたいので
買ってみようかな・・・など、言う方にはおススメしかねる。
フォントは自分でデザインしてナンボ。
そう言う方の方が向いている本なので。