ガンダムで昔から気になっている事がある。
確かランバラルのグフとの一騎打ちのシーンだったと思う。
ヒートソードで斬り合う場面だ。
あまりの高温でドロドロに溶けてしまっている。
それを・・・アムロとラル双方が手で押し拡げていくのだ。
子供の頃、始めてこのシーンを見た時から、熱くないのか?
と言う疑問を抱き続けている。
恐らく、ガンダムファンの間では初代作品のツッコミ所として、
誰もが一度は挙げるであろう随一おかしな場面だと思うのだが、
自分はアニメ関連のコミュニティには属して居なかった為、
その様な話を誰かとした事は無い旨を予め伝えておこう。
ガンダムの装甲の耐久値が解らないが装甲が溶けているという事は
最低でも周辺は1000℃近くになっているのでは無いだろうか?
外装だったのだろうか?
(現代の戦車の装甲は600℃程度まで耐えられるらしいが・・・)
それを手で触れられるのだとしたら、ノーマルスーツの性能は
凄まじいものであるのだろう。そもそも周辺が溶解する状況ならば
コクピット内は当の昔に人が生きていられる状態では無い筈で、
グフのヒートソードであの状態なのだから、もしノーマルスーツが
万能でなければビームライフルなんて掠めただけでコクピット内の
パイロットは煮えて死んでしまうのではないだろうか?
「当たらなければどうと言う事は無い」なんてとんだ大嘘なのでは?
仮にノーマルスーツに十分な性能があって高温からパイロットの身を
完全に守ってくれているとしたら・・・むしろその素材でMSの
装甲を覆うなどすれば、もっと強い機体が作れたのではないかとか、
色々と余計な事を考えてしまう。
これはガンダムだけに言える話ではなくて、ビームみたいなものを
使って戦うSF作品全般に当てはまる事だと思う。
多分あの位のサイズでは乗員は外側から十分な距離が取れない為、
装甲を貫通されなくても直撃しただけでコクピット内の高温化は
避けられないのではないか?
装甲が強固で衝撃や高温に完全に耐える・・・としたら、そもそも
そんな武器では撃墜出来ない。
昔から気になっている事でした。