カベジマ研究所2

Legasyswareのゲーム開発と日常をゆるく適当に綴っていくブログ

嫌いなものは・・・ある。仕方が無い。

嫌いなもの。沢山は無いが確実にある。

 

「嫌いなものではなく好きなもので語れ」なんて台詞が

なんかの漫画であったけれど「嫌いなものがある」と言う

意思表明自体は何も間違っちゃいないと思っている。

 

例えば自分は牛肉が食べられない。端的に言って「嫌い」だ。

多くの人は「大好き」であろうから、親切心で勧められたり

するかもしれない。

 

そんな時に「苦手なので」と言えれば良いが、相手が目上の方

であれば我慢して頂戴しなければならないかもしれない。

予め「嫌いだ」「苦手です」と公に叫んでおけばそう言う事態も

回避できる可能性が高い。

 

だから「嫌い」を語る事は必要なのだ。

ただ、嫌いを語るのは難しい。先ず感情を挟んではいけない。

「好き」を語る時はひたすら感情で表現するだろうけれど、

嫌いを語る時はシンプルに理屈で通すべきなのである。

 

ちなみに牛肉の苦手なところは一番が焼いた時の「匂い」で

あとは「味」と「食感」である。

 

よく「肉汁が・・・」みたいな事をグルメ番組で言ったりするが

肉汁が鉄板にこぼれて「じゅっ」と煙を上げたときの、その香り

だけでご飯が何杯でも吐けます。

 

なので多分ジビエも苦手だと思う。自分にとっての美味い肉とは

豚と鶏だけ。

 

 

嫌いなもの・・・「ポーズを取るガンダムが嫌い」だと、

以前このブログで書いたと思うがそれにもちゃんと理由がある。

 

アニメなどで描かれる戦闘ロボットは「人を殺す為」に作られた

「兵器」であるのだから、人を殺す事に最適化されていないのは

おかしい。何故、狙いを付けてから発砲までのプロセスの最短

ルートを機械的に取らないのか?

 

ライフルを持った手首を少し捻るだけでも狙いは付けられる。

ロボコップの様な戦い方こそが戦闘ロボットの正しいあり方だと

自分は思うのだがどうだろうか?

 

カッコ良くポーズを決めるガンダムを指して「ロマンだ」などと

安易に言わないで貰いたい。

 

ロボットの戦う姿をリアルに描き出す事こそ「ロマン」なのだ。

 

ターンエーガンダムではビームサーベルを握った手首をグルグル

回転させたり、歩行中に首だけを180度回転させて後ろを見たり、

と言ったシーンがあったがあれこそ「ロボットならではの動き」

だと自分は思っている。

 

 

ゲーム音楽を元曲よりも少ない音数で演奏させる時にコードや

ハモリ、その他バッキングでの演奏は簡略化せざるを得ない。

 

その時に「なんでその音を取ったんだ!?」と言うような

アレンジをされるのが嫌いだ。

 

自分には音楽知識が無いので、そう言ったアレンジが本当は

奏法や音楽理論的には正しいのだとしても受け入れられない。

単音で聞いた時にも「その様に聞こえる譜面」と言うものを

求めているのだ。

 

ファミコン版のイメージファイトなどはそう言った意味では

納得しがたい出来だった。ゲーム自体はよく作ってあるけれど

調子っぱずれに聞こえてしまう箇所が幾つかあるのがどうも。

(特に4面が酷い・・・)

 

 

まだまだ嫌いなものは沢山あるかもしれないが、挙げ連ねれば

逆にどうでも良くなってくる。この辺りが程よい感じ。

ではまたね。