カベジマ研究所2

Legasyswareのゲーム開発と日常をゆるく適当に綴っていくブログ

3分ゲーコンテスト結果発表前に振り返り

今月14日以降に審査結果が発表となる第25回3分ゲーコンテスト、

その結果が発表される前に自分のインナースペースにおける総括を

しておこうと思う。

 

そもそもだが、このコンテストは恐らく順位を競うものでは無い。

技術・クオリティの高さやアイデアの秀逸さを競うわけでもなく、

いわゆる「フリゲ」作者の定期集会のようなものでその場に集う事で

「今回もよろしく」「お前まだやってたのか」「お互いになワハハ」

みたいな、寄り合い所的コミュニケーションを楽しむスペースとして

機能するものなのだろう。

 

なので模型コンテストのように拘りの作品もあれば、ネタに走った

おふざけ作品や初めての作品も同じテーブルに並ぶ事になる。

 

参加者も、それを見に来るお客さんも楽しめるアットホームな

イベントとして継続されている・・・のかもしれない。

 

ただ、それで良いのかなと言う気持ちもあるわけだ。

「お互いに競いあい、高め合って行こうよ」などありきたりの

事を言いたいわけでもなく、このコンテスト自体をもっと広く

人を集められるオープンな場に出来ないものかなと・・・。

 

自分としては「テーマに沿う形で可能な限りクオリティを追求する」 

と言うスタンスで取り組んでいるので、どうしても他者の作品を

見る時にもそう言ったバイアスがかかってしまう。

 

なので自分の観想はどうしても厳しいもの・・・人によっては

ネガティブな評価と捉えられかねないものになってしまいそうだ。

しかし名前を出して観想を言えば本音で語れなくなってしまう。

 

自分においては褒めるのは結構得意な分野だ。

けれどそれは心から「良い」と思った時のみでお世辞では無い。

 

良いところを見つけて褒める事は良い事だけれど「褒め」には

上限が無い。もし誰かと褒め合いになれば実態を超えて「褒め」は

肥大化してしまうかもしれない。それは「貶し」にも当てはまるが、

要するに誇張される事で事実から遠ざかっていくのが嫌なのだ。

(誰にとっての事実なのかと言う点においては正当性は確保されないが)

 

まあそんな理由で自分はのんきなカベジマとして感想は口にしない。

ただ、どの作品もユニークでとても楽しめたし今回も良かったと思う。

 

出来ればゲームの投稿者以外のもっと多くの人が審査に参加して

もっともっとメジャーなコンテストになってくれたら嬉しいと思う。

今のままの規模今のままの雰囲気の3分ゲーコンテストで良いと言う方も

居るだろうとなとは思いつつも。

 

異分子ぶってホントゴメンね。