黙して目す
ロシアがウクライナに侵攻した。
大義名分も一応の名目すらも無く、一方的な宣言によって
他国の主権を侵す事が「可能なのだ」と知り、世界が項垂れた
その瞬間を目撃した。
ヨーロッパの周辺国やアメリカだけでなく、ロシア国内からも
戦争行為に対する非難の声が上がっている。
しかし唯一、世界一の国家を目指すと言う中国からは何の声も
聞こえてこない。
自分がチャンネルを開いていないから気付かなかっただけかも
しれないが、北京オリンピックが閉幕し、今現在パラリンピックの
真っ最中であるにも関わらず戦争行為を咎めずにいるとは、到底
信じられない気分だ。
我々の国とは国民性や社会ルールが異なるとは言え、
戦争が良い事では無いと誰もが知っているだろう。
平和を訴える事は普遍的な叫びではないだろうか?
国や国の代表がそれを言わなかったとしても一人一人の国民は
何故声をあげてくれない?
平和を訴える言葉を禁ずるような国がアジアのリーダーを気取るのか?
人は国家に属してはいるが国そのものでは無い。
おかしい事には「おかしい」と言うべきではないのか?