カベジマ研究所2

Legasyswareのゲーム開発と日常をゆるく適当に綴っていくブログ

こう言うのでいいんだよこう言うので

製作中のMD仮題、細部を色々と修正しつつ、大幅な改修に向けての

準備を進め中。

 

開発スタートした時に暫定で入れていた機能がまだまだ多くて

コンティニューや画面切り替え時の処理など基本的な仕様を整備する

過程で出てきた雑さが目立つ箇所を色々手直ししている。

 

おかげでいくつか残っていた変なバグも修正できた。

と言うか削除すべき項目が残ったままと言う、単なる見落としだった。

 

少しずつ品質が向上していくのを感じて機能上の物足りない部分にも

メスを入れることにした。

 

このゲームは"アレ"を最大限にリスペクトしているので仕様も"アレ"に

準じたものにしていたのだが、変に遊びにくくなる方向に拘っても

あまり意味が無いなと思い、先ず武器選択を順送りしか出来なかった

ものを逆送りも可能にしてみた。

 

ボタンはショット、武器変更、シールド、そしてポーズボタン・・・と

CF2.5標準のボタンを使い切ってしまっているので機能を自作しなければ

ならない。とは言えマキシマム2では5つボタンを使っているので特に

難しいことは無い筈なのだが、何故か5つ目のボタンが反応しない。

 

これはイカン、全く原因が分らない。一瞬目の前が真っ暗になったが

先ず基礎中の基礎、全てのオブジェクトの「オブジェクトイベント」を

確認してみることに。オブジェクトイベントと言うのはCF2.5の基本の

機能の一つ。

 

すると・・・ボタン5の入力を検知するのに使用していた変数Eは

既に使用済みであった事が判明。前にBtUB作った時に入れておいた

アナログスティックの入力検出にEFGHの4つを使っていたのである。

・・・汎用雛形の使い回しが招く想定外の出来事であった・・・。

 

それさえ解れば後は簡単。武器の順送りと逆送りは直ぐに組み込めた。

まあ言うは易しです。本当は複雑なことになっているんだけど言うてもね。

武器は持っているものと持っていないものがあって画面に表示されている

アイコン5つの内、持っていない武器をスキップさせる仕様を作らないと

いけないわけだ。順送りは作ってあったけど逆送りにも対応させるとなると

・・・色々と知恵を絞る必要があると言うね。

 

まあ直ぐ出来たけど作っていて時々思う。

こんな事に拘っているのって自分だけなんじゃないか・・・?とかね。

 

普通に考えたら必要な処理だけどインディーのゲームってそう言うとこは

割といい加減だったりして、細部までしっかり作らねばみたいな取り組みが

時に馬鹿を見ているような気分になることがある。

 

キャラが・・・とか、とにかく派手に・・・とか、音声が・・・とか、

或いは何をネタにしているか・・・とか、

 

「こう言うのでいいんだよこう言うので」みたいなウケる部分だけの体裁を

整えて、後は触ったら手を切りそうなバリだらけのゲームが多い気がする。

 

でもそんなゲームが返ってユーザーには人気だったりするのを見る度に

職人気質の敗北を感じてしまう。

 

まあ自分は職人では無いのだけれど。

 

ついででメインショットの地味さを改善したくなり試しに3WAYにしてみた。

表示名がTWIN GATLINGなので矛盾するけど、今はまあ良しとする。

中央の弾は2発出ているように見える絵と言うだけで実は1発なので3WAY。

ちなみに支援ユニットが付いてる時はこんな感じ。

代わり映えのしないスクショばかりで申し訳ないけれど。

そろそろ敵も増やしたい。ミニゲーム的に遊べるようにして行こう。

 

ではまた次回。