・・・などと格好つけたタイトルから始めたが、実はたいした考察は無い。
youtubeでユニコーンガンダムを見ていて、いよいよ物語りも終局に向かい
盛り上がってきたところで、自分の感想は第一話の頃からさほど変わらず
ガンダムってこんな作品だったかなぁ・・・と言うのを問い続けている。
宇宙時代に適応する形で人類に秘められていた新次元のコミュニケーション、
ニュータイプ及びサイコミュが覚醒し、人は次なるステージに向う・・・
と言うのがガンダムのヴィジョンだったと思う(俺の想像)が、ユニコーンを
見ているとニュータイプって単なる超能力とか魔法とかの類と変わらない
気がしてきて、その様なものが存在する世界ならば、実はそれらは公には
認められていなかっただけで太古の昔から存在していた力・感覚なのでは
ないかと、そんな風にも思えてしまうのだ。
だとしたら宇宙時代に適応した新人類とはなんなのか・・・?
それが幅広い意味合いで「知恵」を指すのだとするとニュータイプが
人類の革新だと信じ続けてきた人達はとんだ道化だ。
勿論そのような考えもユニコーンの世界には投影されているだろう。
(フルフロンタルの考えがそんな感じ)
ただ魔法や超能力が人類を救う未来は富野さんが伝えようとした
ガンダムの物語とは違うんじゃないかと言う気が俺にはしてならない。
奇跡ってものは滅多に起きないから奇跡であって再演は無い。
だから奇跡が起きた後の世界は必ず希望に満ちていなければならないのだ。
そうでないならば、それを奇跡とは言わないんじゃないかな・・・
まあ皆さんは好きに自分のガンダム感を語ってください。
俺のガンダムはとっくの昔に完結しているので。