シュマップス・アカデミーの開発中はブログ更新があまり出来なくて
しかも更新しても話題がシュマアカのことばかりになってしまったのが
いろいろとスミマセンですな。
とにかく時間があれば・・・「ドット絵描かなきゃ」「バグ直さなきゃ」
「会話シーンのネタ考えなきゃ」とか、不評５コマ描いていたりとか？
ゲーム本編の作業が一段落着いていても気持ち的な余裕は・・・ゼロ！！
でもやらないと完成しないじゃないか、どんな形であれ完成しなければ
この状況は永続的に進行していくんだぞ・・・それは自分にも周囲にも
全く良いことではないだろう！？
そういう気持ちで一刻も早く完成させてしまおうと猪突猛進した次第。
自分が作家だったら典型的な『破滅型』と言えるかもしれませんね・・・。
そんなシュマアカの正に修羅場の最中に自分の尊敬する偉大な漫画家
安永航一郎氏のプロデビュー作『県立地球防衛軍』の新装版が発売されて
まあ買っても良いのですが普通に氏のコミックスは全部所有してるので
（しかもレビュー見たら完全版ではないらしいし・・・）買いませんでした！！
安永先生ゴメンナサイ。
で・・・amazonの商品ページの「これを買ったユーザーはこの商品も買って」
コーナーに『青空にとおく酒浸り』があったわけです。
ここ何年も漫画の新刊チェックをしていないので知らなかったわけですよ。
安永先生の連載と新作コミックスが発売されていたことを・・・
安永先生スミマセン。
・・・いや、多分どこかで見聞きしていたんだろうけど忘れていたんですね。
なので、ぼーえーぐんは持ってるからいいので酒浸りの方を揃えようと。
昨年末くらいから２週間に１冊くらいのペースで注文して全巻コンプ。
７巻だけは新品がなく泣く泣く中古で購入しましたが、いやこれは凄い。
読んで安永航一郎と言う漫画家のイメージが大きく変わりましたよ。
１巻辺りはいつものビンボくさい安永節全開なんですが徐々にSF設定が
ストーリーを支配し始め、ついにはいつもの『なし崩しギャグ』漫画を
飛び出しバトル漫画の様相を見せ始める・・・と言う。
主人公であるしのさん（開始当初は小朝の方が主人公のポジション）の
高校でのエピソードとかバイトでテニスしたりとか、その辺は『いつもの』
ノリで、ああこのままなし崩し的にストーリー崩壊して行くのかなぁ・・・と
思うと次の回でまたSFしてると言う・・・こんなのあり得ない。
自分の知ってる安永先生ちゃうと。
やたら自分の体を見せたがるヒゲの変態ダンディーとか安定の筋肉馬鹿とか
毎度おなじみのキャラ設定満載なんだけど、『小朝のお父さん』と言う新境地が
安永先生の心に何かしらの変化をもたらしたのかもしれない・・・。
いや、分からんですけど。
一つ残念なのは・・・完結してないことですね。
グダグダな回もありますが全巻通して面白いんですよ。続き読みたくなる。
なのに７巻で終わっちゃう。ああんイケズ！！
尻なんとかさんとの戦いも決着が付き、いよいよノーパナイザーと
死んだ筈の幌宮が動き出す最終エピソード（？）なんて期待も高まってるのに
この続きはないんですよ！！
ああ・・・なんてこったい。ううっなんとかせんといかんなぁ・・・
じゃあ、ぼーえーぐん買うから連載再開させてくれませんでしょうかねぇ？
