カベジマ研究所2

Legasyswareのゲーム開発と日常をゆるく適当に綴っていくブログ

マキシマム・ツーのデモ版を配信開始したよ!

したよ!
・・・みたいな。


先ず、何のことやらさっぱりと言う方が殆どだと思うので、
マキシマム・ツーのことを書く前に何故ガン・コモンを出さずに
マキシマム・ツーと言う未発表作を先に持ってきたのか、と言う辺りを
説明させてください。


ガン・コモンは直ぐには完成させられそうにない。
この状態のまま「まだです」「もう少し待って」ばかり続けていては
いずれ完成しようとしまいと、人は興味を失ってしまう。
・・・既にそういう状態です。


だったら一度リセットしよう、別のタイトルでも何でも、
クッションを一つ挟んで再開しよう、その方がまだマシなんではないか?と。


少なくとも、作っているというのは嘘ではないと示さなければ
誰も信用しないでしょう。


別のゲームのデモ版ですが、公開しました。
・・・つまり活動はフェイクではないし実体はあります。


だから信じてください、ガン・コモンだって必ずリリースするし
その他のタイトルだってやっていきます。


誰も注目していないかもしれない。
誰も期待なんてしていないだろう。


でも別に構わない。なんでこれをやりたいと思ったのか?
それがゲームを作る理由だから、見返りに期待しているわけではないから
作りたいものだけを作ろう、自分の考える面白いものを。


他の人の望む面白いものは他の人が作ってくれればいい。


時どきどこかでこんな言葉を聞くことがある。
そういうのは「開発者の自慰行為だ」などと。


それは違う。誰しもこう思う。
「抱く(抱かれる)相手は選ぶ」


つまり、こういうものを面白いと感じてくれるお客さんの為に作る。
そういうお客さんが居るのか居ないのか、それは解らないけれど
自分を慰めるためのものなんて作らない。


自分は作りたいものがある。それはどういったものかと言うと“良いもの”だ。
良いものの定義なんて何を基準とするかによって違ってしまうし曖昧だけど、
自分はお洒落でクールでカワイイものを作りたい。そういうものが好きなんだ。


服やバッグにプリントして持ち歩けるようなデザインを作りたい。
これまでに自分の作ったものを見て全くそう感じない人も居るだろうけれど、
少なくとも自分はそういうものを作りたい。


自分が見たかつてのゲームはどれもお洒落でクールでカワイイものばかりだった。


自分の思うところの良いものを一生懸命作る。
そうやって作ったものを良いと言ってくれる人もごく稀に居るだろう。


マキシマム・ツーを見たら、ガン・コモンも楽しみにしてくれる人が居るだろう。
勿論マキシマム・ツーを見てガン・コモンは期待できないと思う人も居るだろう。


そういった当たり前を「当たり前のことだ」と感じる感覚は自分を騙さない。
自分が騙されていないのだから人も騙さない。


作家ならペンで人を酔わすのかもしれない。
でも自分が作りたいのは例えるならおはじきのようなもので
おはじきでは普通人を酔わせない。


おはじきならば遊ぶ以外に使い道はないでしょう。
それか「おはじき遊びなんてしないよ」と格好つけて通り過ぎればいい。


マキシマム・ツーも良いおはじき。
でも興味のない人には勧めても仕方がない。


何故、マキシマム・ツーを先に出すことにしたのか?
自分の作りたいものしか作りませんと言う宣言の再放送、
おそらくはそんな意味なんじゃないでしょうか。


肝心のマキシマム・ツーについてのお話はまた次回と言うことで。
寝ずに作業したりしたので体調崩してます。画像や動画が用意できてないもんで。
ではまた次回。