カベジマ研究所2

Legasyswareのゲーム開発と日常をゆるく適当に綴っていくブログ

MAXIMUM 2010の更新について

近日、STAR SHOOTER MAXIMUM 2010が更新されます
(1月19日より、VECTOR様にて配信中です)。
今回の更新(V2.33)内容は「背景の星の流れ方がスムーズになった」
「サポートポッドの挙動がスムーズになった」と言う見た目の修正ですが


・・・これはある意味では本来そうであるべき物がこれまではそうでは
なかったと言うだけのことであり、ようやっと『普通になった』とも
言えますね。今更ですが恥かしい限りです。


ですが・・・変更点はこれだけではありません。前バージョンにおいて
新たに採用された『背景色の変化』ですが、画面を長時間見続けていると
人によっては体調を崩す事もあるかもしれない・・・と言う可能性が
見付かりました。


V2.31の背景色の変更は、画像の色をダイレクトに変更しているわけでは無く、
実は半透明のマスク・・・言わば『カラーセロファン』を上から重ねて表示し
擬似的に色を変えて見せているだけなのですが、これがどうも良くないようです。


つまり、静止画などで見ればそれは一枚の画像ですがコンピューター上では
「背景を表示」「マスクを表示」「半透明の処理を施す」「スクロールさせる」
・・・と言った手順を凄まじい速さで行っている事になり、つまり背景は高速で
『点滅している』と言うことです。


思い出すのは・・・97年の「ポケモンショック」ですね。
報告によれば緑と赤の背景を見たときにあまり良くないとのことでしたので
てんかんの症状ではないかも知れませんが、人によっては不快感を感じる
ものであるならば・・・とりあえずON/OFFの切り替えは付けましょう・・・
と言うことで、「オプショナルメニュー」に新たに「カラーセロファンの表示」
と言う項目を設けました。


もし、このゲームを遊んでいて気分が悪くなる・・・それは恐らく3D酔いのような
「何となく調子に異変を感じる」と言うような症状であろうと思われますが、
そんな場合はこのオプションのチェックを外してください。


背景と背景を流れる星はそのままで背景色が1面のものに固定されます。


私自身、このゲームを遊んでいて特に体調の変化を感じた事は無いので
(テストプレイで何時間も見ていますので)個々の体質による物だと思われますが
先ずはお詫び申し上げます。


尚、V2.31をお使いの方で上記のような症状を感じる場合はスクロール背景の表示の
チェックを外してください。アプリケーションがそれ以前のバージョンである場合は
そのままお使いいただいても問題はありません。


Legasysware 青嶋荒作