カベジマ研究所2

Legasyswareのゲーム開発と日常をゆるく適当に綴っていくブログ

スマブラの新ファイターARMSミェンミェンから見る今後の参戦キャラ予想

先日、告知通りに6月22日23時より行なわれた任天堂スマブラDLC公式配信

『ARMSファイターのつかいかた』(配信後にミェンミェンのつかいかたに改題)

にて、有料追加コンテンツ第6弾(ファイターパスVol.2のキャラ5人の内の1人)、

ARMSからの参戦である事は既に3月26日のDirect miniで宣言されてはいたが

実際にどのキャラクターが追加されるのかに関しては触れられなかったものが

遂に明らかとなった。

 

上記括弧内にある記述通り、新規追加キャラクターはミェンミェンである。


【スマブラSP】ミェンミェンのつかいかた

 

自分は前回のARMS参戦の一報でてっきりARMSファイターが全員追加される

 (ドラクエの"勇者"の時の様にダッシュファイターで)と思っていたのだが、

その中から1人だけ、ARMS矢吹プロデューサーの推薦によりミェンミェンで

・・・と言うことであるらしい。

 

ARMSは比較的キャラ立ちのあるタイトルではあるものの、スプリングマンや

リボンガールなど任天堂的な「あえて」人格を薄めた記号的な主人公も有り、

その中から一人だけ選ぶのであれば確かにミェンミェンしかいない・・・

と言うのも道理。

 

スマブラは元々男性キャラの比率が多く、ファイターパスVol.1の参戦キャラも

全て男性と言うことで、Vol.2で最初に発表されたのが女性キャラと言うのは

 発売から1年半が経過したIPを上手に温め直す意味合いもあるのだろう。

 

だがしかし、そもそも何故ARMSだったのかと言う所に着眼したい。

ARMSの発売は2017年6月16日、既に3年が経過している。

販売本数は全世界累計でおよそ260万本だが国内での成績は47万本程であり、

switch初期のタイトルとして開発費や宣伝・キャンペーン等に力を注いだ割に

伸びはイマイチであったように思う。

 

 スマブラでは自社の人気キャラクターに留まらず、サードパーティーからも

各社の「顔」とも言えるメジャーなキャラクター達が多数召還されたが、

古参のキャラクターは若い人達には馴染みも薄く、スマブラへの参戦で

初めて知った、興味を持ったという声も多いと聞く。

 

普段からゲームへの関心が高いゲーマーであればレトロゲームの部類に

含まれる様なゲーム発のキャラクターであっても相応の知識があるだろう。

しかしスマブラの様な超ヒットタイトルともなればプレイヤーも様々、

中には他のゲームの知識が全く無いような者も居るかもしれない。

 

 ARMSが選ばれたのはその様な人達にこのゲームの存在と魅力を伝える為

・・・switchが発売された2017年度の本体の販売台数は60万台とされる。

現在は国内だけでも1300万台以上が販売されている(全世界では5000万台以上)。

 

そしてスマブラSPの販売本数は全世界で累計1500万本以上である。

実際にソフトやグッズの購入に至るケースは微々たるものだったとしても、

宣伝効果や需要の掘り返しは十分に期待出来るのではないか?

 

そしてこれこそがDLCファイター最大のテーマなのではないだろうか?

Vol.1では既に実績のある人気キャラクター達が続々と選ばれた。

次の参戦キャラクターを予想した多くの人々が国内老舗メーカーの

キャラクターの名を挙げていた訳だが(かく言う自分も含めて)・・・

 

しかしそのトリを飾ったのはFE風花雪月。歴史ある自社シリーズものでは

あるものの、ニューカマーである。

 

 DLCファイターの内訳は発表時点で全て決まっていたという話なので

それが事実ならば後から風花雪月を滑り込ませたと言う事は無い筈なのだが、

そしてVol.2で最初に発表されたのは・・・ARMS。

 

流れを読むと『スマブラ効果』を狙い、現在も販売されているswitchの

タイトルから選んでいる可能性が高いのではないだろうか?

 

そこで自分の予想は『ポケモン剣盾より新ポケモンがいずれか1体』、

大ヒット中の『リングフィットアドベンチャーよりトレーナー(?)』、

新たにプレイ動画(?)が公開された『ノーモアヒーローズよりトラヴィス

先ずこの3体のキャラクターを挙げたい。

 

残りの1枠はゲスト枠で『クラッシュバンディクーよりクラッシュ』、

次点で『ウイッチャーシリーズよりゲラルト』と言ったところだろうか?

 

Vol.1ではどちらかと言えば国内(アジア)人気の高いキャラクター中心で

固められていた中にバンジョーカズーイがあったのと同じ理屈だ。

 

サードパーティーのキャラクターを選ぶにしてもレトロゲームからの

参戦はもう無いのではないか?レトロゲームが無いならば国内メーカーの

まだ名を呼ばれていないキャラも選ばれる可能性が低くなる。

 

宣伝効果や需要の掘り返しにより、惜しくも盛り上がらなかったタイトルを

助ける・・・と言う観点から言えば20年ぶりにナンバリング新作の登場した

シェンムーシリーズより巴月 涼』と言う可能性もあるかもしれない・・・

勿論、21世紀枠で・・・と言う事ではあるが。

 

その他、前回候補に挙げていたキャラクターなどもまだ可能性が無くなった

訳ではないが、ARMSからミェンミェンが選ばれた理由を真面目に考えれば

今回の予想はまんざらでは無い気がする。

 

まあ、あくまで気がするだけなのだが。

何はともあれ、次のファイターの発表が待ち遠しい。ではまたね。