どうしてなんだ・・・
どうも。のんきなカベジマです。
11日の巨大地震、そして大津波で多数の被災者、
そして犠牲者が出たことに大変心を痛めております。
私の住んでいる地域も震度5強と言う強い地震に見舞われましたが
幸いなことに大きな被害も無く、家族と猫1匹、全員無事でおります。
当日は非番でしたので家におり、揺れが収まったあとはテレビで
一日中ニュースで地震情報を見ていました。
ですから・・・見ていたのはLIVE映像だったんです。
津波が押し寄せてくる中、付近にはまだ走行している車がいました。
ヘリコプターからの、上空からの・・・映像であったと思います。
住宅は次々と波に飲み込まれ、車の直ぐ近くまで波が迫ってきていました。
そして次の瞬間・・・映像はスタジオに・・・。
その後は破壊され押し流されていく家屋。
ぷかぷかと浮び流されていく沢山の乗用車。
映像は繰り返され、何度も何度も見ました。
多くの人があの映像を当日、翌日と見ていたと思います。
怖い・・・だけど凄い映像だ・・・と皆さん思ったことでしょう。
けれど・・・あれは命が消えていく瞬間でもあったと思うのです。
あの流されていく家屋の中、或いは瓦礫や木材の下には
津波から逃げ切れなかった多くの人が・・・実は居たのです。
あの、ぷかぷかと、まるで石鹸箱か何かのごとく流されていった
車の中に・・・誰も乗っては居なかった・・・なんて思えますか?
駐車場から流れていった乗用車も多数あったでしょうが、
かなりの車両に人が乗っていた筈なのです。
皆さんは命の消える瞬間を目撃していたのです。
・・・悔しいな。
どうして助けられなかったんだろう。
どうして俺じゃなかったんだろう。
俺の命を差し出せば他の命を全部返してくれるなら
俺は喜んでこの命を差し出すよ・・・。
ちくしょう・・・悔しいな・・・。