カベジマ研究所2

Legasyswareのゲーム開発と日常をゆるく適当に綴っていくブログ

淡々・無反動にじり寄り

あともう少しで『オー・ワールド』のver1.0が公開出来るかなと言う

段階まで来た。

 

色々と構想時にあった要素で初期にはまだ入ってなかったものを

一つずつ実装して行っている。

 

何処まで作りこむかに制限があるわけでは無いので、続けるのか

完了するのかの判断は開発者次第だが・・・そもそもこのゲームは

コンテスト用に作った3分テーマのミニゲームなので更にステージを

足したり、アクションを増やしたり、新たにプレイアブルなキャラを

追加したりと言った事は一切しない。

 

ここだけの、このためだけのゲームなので当然なのだ。

3分ゲーの規約では有料販売しているゲームの体験版は参加不可と

なっている。だから仮にこのゲームをパワーアップしたものを

作った場合、これはプロトタイプであると同時にデモ版(体験版)

と捉える事も可能なわけで、厳密に言えばアウトとなる。

 

そんな余計な心配事もあり、これまでのコンテスト用のゲームも

その後の発展などはさせていない。全て今回だけのゲームだからだ。

 

この後も構想にあった要素で最終的に不用と判断したもの以外は

きっちりと実装させていく。

何故に、何の為にそこまでするのかと言う、疑問はある。

全てはユーザーの為・・・かもしれないし、単なるエゴかもしれないし、

使命感・責任感からと言えば一番収まりが良いと言う事もあるだろうし、

何と答えてもそれなりに説明は付くし、聞く側も最早どうでもいいだろう。

 

だが、自分の中で答えは一つしかない。

音楽に神(ミューズ)がいるように、ゲームにも神はいる(概念として)。

自分はゲームの神に奉納する為にゲームを作っている・・・と言うのが

答えだ。

 

ユーザー・お客さんに対しては極めて失礼な話だとは思う。

でも自分の考えるゲームの面白さと、多くの人の考えるゲームの面白さは

どうも違うらしいのでそう言う答えになっていくしかない。

 

世の中が求めてるのは「コレ」なんだよ、お客さんが喜ぶのは「コレ」

と言われても、自分が「ソレ」を良いと感じていない以上、自分に

「ソレ」を生み出す事は恐らく不可能だろうからだ。

 

自分の作りたいものを作る事は、全世界から孤立する事を指す。

それはもう仕方がない。誰しも嫌な事を強要されたくは無いだろう。

 

日本人でかつオタクであるならば、みんな「こういうもの」が好き

に決まってるよね?これが「俺たち」の求めていたものだ!!

「そうそう、こう言うのでいいんだよこう言うので」・・・

 

皆が喜ぶそぶりの中、たいていの場合は自分には響かない物なのだ。

多分そう言う類の変態なのだ。

 

なのでオー・ワールドも完成(ver1.0)まで持っていくけれど

「こうしてはどうか」「こうして欲しい」みたいなものは

申し訳ない、実現出来ません(多分特に言われてないと思う)。

 

3分ゲーコンテストの審査期間中に完成するかは分らない。

結局何が言いたかったのかと言うと、更に作りこんで行くから、

評価をするのは最後まで待ってくれと言う事ではなく、自分は

評価や人気に全く関係なく、構想通りに仕上げる為、淡々と

作業続けていくので投票予定の方は早々に済ませて良いよと、

そう言う感じのこと。ではごきげんよう