カベジマ研究所2

Legasyswareのゲーム開発と日常をゆるく適当に綴っていくブログ

察するという文化は消えかかっている

そんなことを感じる。
もう退院してすっかり回復しているから日記に書くことにするが昨年末、
母が胆管結石で要入院との診断を受けた。


ことは11月の末だが母が腹痛を訴えたので病院に連れて行ったのだが、
その時は処方された薬の効果もあってか、症状も治まり気に留めなかったのだが
数日後、母より赤い発疹が出たと打ち明けられた。


腹痛を訴える1週間ほど前から体調を崩しており、結局この赤い発疹・・・
それは即座に帯状疱疹であると気付いたのだが単なる風邪でも腹痛でもなく、
実にやっかいな病気である。直ぐに病院に行かせたのだが、訳あって省略。
その2日後別の病院にかかりようやく治療をしてもらえたのだが血液検査の結果が
思わしくなく、直ぐにCTを撮ってくる様にと別の病院の紹介状を渡された。


そうこうして1週間ほど。家族を呼んできてくださいと医者に言われ父姉を伴い
病院に出向き胆管結石の診断を告げられる。


手術が必要であると。


医者の説明は間便で如何にも簡単な手術であるように思えた、が。
帰り際に「息子さんとお姉さんだけ、ちょっと・・・」


手術は大病院でなければ出来ない。紹介状をもらいその数日後、大病院へ。
そこでの詳細な検査の結果は即入院・即手術とのことだった。
確か12月27日のことである。


先生方が休暇に入ってしまうということで入院は正月明けて直ぐとなった。
自分も立ち会った最初の入院時では手術が始まって30分ほどでベッドが帰ってきた。
憩室の変成があり内視鏡手術が行えなかったのだ。


帯状疱疹の治療を受けた病院では癌の可能性もあるから精密な検査をすることになる、
そう言われていたから最初は気が気ではなかったが執刀医の先生から先の説明をされ、
一先ずは胸をなでおろし、その数日後に一時退院の運びとなる。


ひと時の開放の後、2月に再入院・再手術となり、今度は腹腔鏡手術である。
内視鏡よりもリスクは高まる。だが優秀な医師の手により手術は無事成功、今に至る。


ところで、こう言ったことはSNSで積極的にシェアすべきものだろうか?
そういう疑問が先ずある。自分自身も不安だらけで更に年末は繁忙期で仕事も忙しい。
自身もあまり調子が良くないしそれが今も継続している。


そんな状況で穏やかでいられるかと言うとそれは不可能だ。
そういうことを静かに察して欲しいと思うのはわがままだろうか?


・・・多分今どきはそうなのだろうね。