7月18日午前10時30分頃、容疑者の男の身勝手な理由による理不尽な放火により、
京都アニメーションに在籍する35名の方が亡くなった大惨事の衝撃は未だ大きい。
自分はもう何年もアニメを見ていないので京都アニメーションの手がけた作品の
殆どを見たことがない。
なので人命以外の失われたものの大きさは自分には想像すら出来ない。
(事件の後に見聞きした情報をここで纏めて書き出すことには意味がないので
アニメファンでは無い一人として率直な感想を記すに留める)
幸いにして施設1階に設置されていたサーバーは奇跡的に火災によるダメージを
免れ一部のデータは復元できる可能性があると言う。
更には世界中から支援の声が上がり寄付金の総額も6億円を超えている。
様々な方面から救いの手が差し伸べられる現状において建造物の修復や
機材の再調達などは難しくないだろう。
時間はかかるだろうが物質的な開発環境を取り戻すことは出来る。
しかし共に過ごした仲間を失ったことによる心のダメージは計り知れない。
その悲しみを乗り越えることなど出来るのだろうか?
たとえファンがどんなに望もうとも癒すことの出来ない傷は残るだろう。
京都アニメーションは本当に今後製作を再開出来るのだろうか?
・・・今回の事件が世に与えた脅威は計り知れないものがある。
今は事件で亡くなられた方々のご冥福をただただ祈るばかりだ。