カベジマ研究所2

Legasyswareのゲーム開発と日常をゆるく適当に綴っていくブログ

わりとうまいもの・・・次点 『足立産業 パリチョコモナカ』の巻

割と旨いもの、割と旨いもの・・・っと。
いやあ、何かありませんかね?そんなもんは。


最近は何か食べても「ああそれなりだ」と言う感想しか出ないような
ひなびたモンしか巡りあってなくてなぁ・・・どうにも面白みがありませんよ。


あるのぁ味付けの濃いモンか口の中に入れた途端に溶けてなくなるモンか
「甘い甘い」とアホみたいにまくし立てるモンか、或いは油ですよ、へい。


客の喜ぶ味の方向性が既に定まってて、先ず、その範疇に収めときゃあ
外れるこたぁない・・・なんてぇ寸法なんでしょう、なんでしょうな。


不味くはないがかと言って・・・美味いかと聞かれれば「ああ美味いよ」と
気の入ってない答えを返すのがせいぜいの、当たり障りのない食いモン、
何と言うか『トキメキ』がありゃしねぇ。


なんだい、コイツは?一体全体世の中はどうなっちまったんだい?
・・・まあ、あっしの気のせいなんでござんしょうが、パッとしねぇ。


そんな折、ある日の夕方ふと立ち寄ったコンビニの棚に見つけたのが
足立産業 パリチョコモナカ』。


なんだか今までと違う雰囲気が漂っておりまして、「由コイツは試してみなければ!」
そう思って早速その日は買わずに帰ったモンですが・・・警戒心ですかい?
どうも駄菓子的な何かで『ぷくぷくたいチョコ』の親戚筋かなんかなんじゃないの?


そんな「先の読める」気もしたんでとりあえず帰ってネットでぐぐっとやって、
「なるほど、老舗の最中屋の新商品なのか」と。評判も悪くなくこりゃ是非試さねば!!


そんな気合も乗ってきた先日、パリチョコモナカを近辺のマツモトキヨシにて発見し
ついに決行!レジに持っていくまでがドッキドキ。いや、なんでやねん!?



これがパッケージ。最中と言うとずっしり重いイメージですがこれは軽々。
早速開封。少々色黒だけど見た目は同社あんたっぷり最中の月と変わらない。



最中はサクッと歯ざわり・口どけもよく上品なお味。
中のチョコは・・・意外や意外、とろっとろ。
ポッケ入れっぱなしで熱で溶けたんじゃありませんよ!!


チョコクリームに砕いたコーンフレークを混ぜ合わせたクリスピーな餡。
味も悪くはない・・・けど、なんだろう?この現代的ライトテイストは・・・?


チョコクリームの入った菓子パンなど、よく見ると思いますが
あの感じなんですよ。既視感。言わば「衝撃がない」。


確かに・・・これはわりとうまいもんだ。
でも・・・もしかしたら、これはとても美味いものに化けられる可能性も
有ったのではないか?・・・そう思うとなんだかスッキリしない。


いつか誰かが「トキメキが足らない」とかナンとか言った気がしますが
まさにそんな感じで、ではどうだったならアンタは気が済むんかいと
言いますと、それはやっぱり「ずっしり」でしょう。


最中だったら餡ずっしり。これですよ。蒸かしてつぶした豆にチョコを
練り込んだ餡などをたっぷり詰めたお菓子とかあったら「ハッ」とします。


パリチョコモナカ・・・割と旨いもんには違いない。
けれどお手軽感が満足感を上回る。最中としては次点かと。
最中の皮は満点でしたが。でも面白い商品であることは間違いない。



ちなみにパリチョコモナカには小ぶりの最中を数個袋にパックした商品も
ございます。皆さんで召し上がるならそちらがおススメです。


わりとうまいもの・・・足立産業 パリチョコモナカの巻、今日はこれまで。
ご静聴ありがとうございました。