カベジマ研究所2

Legasyswareのゲーム開発と日常をゆるく適当に綴っていくブログ

マキシマム・ツー、かなり久々に更新

先日に予告していた通り、マキシマム・ツーのアップデートを行ないました。

内部的にはかなり進んでいるのですが、デモ版で触れる範囲だと見た目が

多少変わったかなくらいの違いしかないかもしれません。

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変更点は日本語版のreadme内にチェンジログがあるので詳しく知りたい方は

そちらをチェックして戴きたいのですが・・・まあ以前からやりたかった事は

おおよそやっておきました。

 

面白い変更点を幾つかピックアップすると・・・先ず、大口径対艦ビーム砲

(5面以降で稀に登場)がプレイヤーだけでなく敵キャラも巻き込みます。

これで特に有利になるとか言う事は無いのですが、敵味方関係なしなのかと、

より戦争の怖さを感じる事が出来るのではないかと思います。

 

このビーム砲は前作マキシマム2010に登場する「流星弾」と言う攻撃を

再解釈したものとなっています。

 

画面外から突如襲い来る閃光は自軍艦隊に大ダメージをもたらします。

・・・なので安易に回避せずにセイバーで受け止める必要があります。

Gレコ終盤のベルリの気分が味わえる・・・かも。

 

もう一つ、同じ様なアクシデントとして「小惑星」があるのですが

これも旧バージョンとは性質が変わり、敵と敵弾を巻き込む様に

なりました。

 

小惑星は破壊不可ですがマキシスマッシャーで減速させる事が可能です。

こちらは艦隊へのダメージは無かった・・・(と思う)ですかね。

 

マキシマム・ツーは普通のアーケードタイプのシューティングゲームとは

プレイフィールこそ大差は無いですがそこにある体験の質はまるで違います。

 

プレイヤーは伝説の勇者でも歴戦の勇士でもなく、一兵士に過ぎません。

「戦争」と言う大局に飲み込まれ、そこでどう振舞うのかを試されます。

 

俺Tueeeeとか中二病みたいな「先に気付いて包んでくれる様な優しさ」は無く

自分で切り開いていく切り口がギザギザの人生が実際当たり前なのだと

そんなメッセージが込められているのです。

 

ゲームオーバーと同時に世界は消えて無くなったりはしない。

僕が、君が死んだって、世界は明日も続いていく。

権力者や人気者にプクプクと富を集めても僕らの世界は変わらない。

 

だから頑張れとかもっと努力しろとか、そんな事はどうでもいい。

人間なんてちっぽけだぞと、大統領だろうとホームレスだろうと

遅かれ早かれ人は"死"と言う結末を等しく享受される。

 

勝つ事になんて意味は無い。生まれた事が人の意味。

だから死んでいないのならば生きよと。

 

だいぶ話がズレたけれど、まあ今回はここまで。眠いし。

 

アップデートされたマキシマム・ツー、シャケラケ又はitch.io

ダウンロードできますので、是非遊んでみてくださいね!!