カベジマ研究所2

Legasyswareのゲーム開発と日常をゆるく適当に綴っていくブログ

確かめる事は掘り下げる事。

アストロシティミニVが届いて本体のみで少しだけ遊んでみた。

SNSに投稿しようなど特に思っていなかったので写真は撮ってない。

(後日貼っときます)



感じ方は人それぞれで差があるとは思うが思ったように操作できない。

ムーンクレスタをプレイしたら中々エイリアンに弾を当てられない。

多分本体のジョイスティックの感度が緩めなのでマイクロスイッチ

入力を検知するのにやや時間差があるのだと思う。

 

この辺はゲームセンターの機器ではなくあくまでも「玩具」として

発売されているものなので、強度や耐久性だったり安全性を鑑みて

この様な仕様(部品)を選んだのだと思う。

 

もっと元気よくスティックを動かせば良いのかもしれない。

 

それはそれとして・・・実際に本体側に入力遅延はあるらしい。

twitterで詳しい報告を挙げている方がいるので検証はお任せするとして、

遅延がある以上、プレイヤー入力時に機器側の応答は遅れてしまう。

 

遅延があってもプレイヤー側の順応により対処する事もできる。

実際アストロシティミニV収録のゲームをプレイしクリアした報告は

普通に確認できる。

 

ただ・・・「遅延があるとか言ってるのは元々下手な奴の言い訳」とか

「シューターじゃないから気にならない」とか「私は楽しめてます」など

遅延があると言う事に言及させないような雰囲気を作っていこうとする

人達には苦言を呈したい。

 

せっかくセガさんとミカドさんが良いハードを企画・発売してくれたのに

営業妨害みたいな事をするな・・・と言う趣旨の発言なのかもしれないが

アストロVを「肯定する」or「否定する」の議論をしたいのではなく、

「事実はどうなのか?」が知りたいだけなのだ。

 

でもその検証すらさせないぞと言うのであれば「今の世の中の気分」は

正しい消費行動や、品質確認を行ないそのレポートをして商品の価値を

可視化する活動を蔑ろにしていると言える。

 

ありがたい壷はありがたい事が価値・・・とでも言っているかの様だ。

 

アストロシティミニVはシューティングゲーム好きにとって良いハードだ。

往年の名作・傑作や過去に移植されたことの無いマイナータイトルを

22本も収録し、前作アストロシティミニよりも大きな画面を採用し、

セーブ/ロード機能やディップスイッチ切り替えによる設定変更の再現、

ホームのままデモだけを見る機能や1面のサウンド再生機能など、

縦スクロールシューティングをこよなく愛する人へのメッセージが

びっしり込められている。

 

それでいい。それだけでファンなら十分だ。

・・・しかしそれはそれとして検証は絶対にされるべき。