カベジマ研究所2

Legasyswareのゲーム開発と日常をゆるく適当に綴っていくブログ

アイデアは傾いた棚に乗っている・・・場合もある

色々とアイデアが湧いてくる。
少し前までは『今回ここまで』の縛りの中で
ネタを用意していく感じだったのですが


オブジェクト制御の質が少し向上したことにより
実現可能な事とそうでない事とのボーダーラインが前進して、
少なくとも・・・これまでグレーゾーンにあったアイデア
全て実現可能になったと言う。


まあ自分以外では当の昔に実現していたようなことなので
特に技術的に注目してほしい点はないです。


サイド6でアムロ・レイが再会したテム・レイみたいなもんです。
「父さん・・・こんな古いものを・・・」みたいな事ですよ。


で・・・だからって何なんだと言う。
レトロゲームは好きですが懐古主義と言うわけでもないんです。


技術が遅れていようともアイデアが新しければどうという事もない。
テム・レイは言うのです。


「馬鹿野郎!ガンダムにザクの回路ってとこは新しいだろうが!!」


全くその通り。


イデアと言うものは様々なアプローチからやって来ます。
今のガンダムの例で言えば視点を180度変えてみたら
まるで意味合いが変っていた・・・そんなケースかもしれません。


話を戻せば・・・出来る事が増えたので試せるアイデアも増えた、
すると新しいプレイ中のイメージがどんどん湧いてくるわけです。


もちろん「そんなわけなので更なるクオリティアップの為云々」
みたいな、そんな言い訳をしだしたりもしませんよ?


薄ぼんやりとしていた輪郭が、よりはっきりしてきた・・・
そのような状態だと思うわけです。


これは出来る。これは・・・出来る。これも出来る。
出来る事が確定すれば次はそれにどう表情を付けていくか、
そのアイデアがどんどん出て来る。


これもある種『視点が変った』んだと思いますね。


最初は正面から・・・少し離れた場所から見ていたものが
今度はぐっと近づいて・・・上から覗き込んでいるみたいな感じに。


イデアと言うのは、自分が今何をしたいのかの具体案でもあります。
技術はあった方がいいけれど一番肝心なのはアイデアです。


あるかないかで言えば・・・ありますね。
なので我々には少しも不安はないんですよ。