カベジマ研究所2

Legasyswareのゲーム開発と日常をゆるく適当に綴っていくブログ

雑感とthe勘。

ふりーむゲームコンテスト第13回の結果が発表された。
レガシスウェアのゲームは残念ながら受賞は逃したけれど・・・


と言うか公開しているゲームがどれもエントリー対象じゃなかったので
受賞したこととか無くて当たり前っちゃ当たり前。


コンテストとか、正直あまり好きじゃないんで自分は参加したりは
ほぼ経験ないんだけど海外のインディーシーンでは個人開発者は
GameJamなどに参加するのが当たり前で、そんな辺りがレガシスが
支持を得られない理由なのだろうとはずっと思ってきているけれど、


ただ、これもいつも思うのは見ているのが政治力・アピール力、
コミュニケーション能力と人間性・・・であるとしても、
仮にレガシスウェアのメンバーの人間性に問題があったとしても、
ゲームの良し悪しはそれとは全然関係ない話。


なのに一緒に組めるかどうかだけしか見ていないのは、
随分とつまらない視点で物事を推し量っているのだなぁと
そんな風にしか思えない。


ビジネスは子供の世界ではないので一緒に商売をしようと言うのならば
相手を選ぶに決まっている。


わざわざ難敵をふところに抱え込むような人間は居やしない。


でもその一方で発想力と言う後出しでしか真似の出来ないスキルを
軽視してしまうのはこの時代においては機会損失なのではないだろうか?


勘を甘く見てはいけない。
(ここでは勘=発想力=創作における各々の独自性・・・としておく)


人は経験をマニュアル化する。
だがそのマニュアルは遥か昔に作られたものかも知れない。


時代は常に動いている。一昔前の常識は既に綻びが出来ているかもしれない。


勘と言うものは数値に置き換えられない。


昨今AIの進歩により、ありとあらゆるもののがパッケージング可能となっているが
勘とAI的総当たりは似て非なるもの。


似ている部分もほんの小さじ1杯程度なので似て非なるどころか非であろうけれど
勘と言うものが無意識下に蓄積された経験の総当りであるならば似と言えなくはない。


だが勘と言うやつはそれを遥かに飛び越してとんでもない超越をもたらすことがある。
・・・閃きだ。


恐らくコンピューターには閃くことは出来ない。


平均を割り出すことは大得意であっても、閃きはない。あるのは乱数だけだ。
・・・そう言う意味では発想力に弱いこととAIとでは共通する部分があるかもしれない。


勘を甘く見るな。


はい。


まあその話はまるで関係ないんだけど次回のふりーむコンテストには
是非エントリーしてみようなど思った。以上雑感。