カベジマ研究所2

Legasyswareのゲーム開発と日常をゆるく適当に綴っていくブログ

空は青い。

知っているか?空は青い。


天の空に浮かぶ石臼が今でも回り続けているから青いんだとか、
聞いたことがあるようなないような。


ゲームの開発は一晩でどうこうなるものではない。
積み重ね積み重ねでやっと形が見えてくる。


時間がかかるわけだから作り始めた頃に入れた流行のギャグも
完成する頃には誰もが忘れてしまってる。


だから流行を追うことには意味は無い。
先の先を見て誰よりも早く動き出すか、流行に捉われないものを作るか、
そのどちらかしかないだろう。


商業の製品が流行に乗っていけるのは単純に開発期間が短いからだ。
開発期間が短いと言うことは・・・練りこみが浅い可能性もあるだろう。


いずれにせよ良い製品は生まれにくい。
よく売れる良い商品は生まれるかもしれないが。


空は青い。多くの人がそれを知っている。
空の色は一つじゃないが世界の多くで通用するフレーズだ。


例え扱うテーマがローカルなものであったとしても
誰にでも通じる語り口というものはきっとある。


時間をかけ過ぎればやがて時代に合わなくなることだって考えられる。
ただそれでも空は青い。


何が通用するのか、何が響くのか、何らかの答えを探し求めるとき、
最初に自身に問うべきはそんなことなのではないかと思う。




開発中のゲーム、そのタイトルは『やっつけ!ワルイルス』と言うが
今年の猛暑に炙られて進行はじりじりと遅れて行っている。


それはもうそう言うものだ。仕方がない。諦めるほかない。
出来ないことは出来はしないのだからそこを無理してもしょうがない。


出来ない時にも出来る方のことはしているからトータルでは変らない。
空の青さを恨めしく見上げ眺めつつ、今日も今日とて、ひた歩く。


今はあのシーン用の絵をまた追加で入れたり2面のステージ作成をしたり、
進んでいないように見えて実際はあちらこちらで整備が進められている。



これは描き途中の段階で保存しておいたものだが、
あのシーンではこのようなピクセルアートが多数収録されている。


有っても無くてもいいようなシーンだが、あっても別にいいと思う。
完成した姿を見ても何の絵だか分らない人もいるだろう。


でもそれは別に問題にならないだろう。
空は青い。


例え他所の国の人であっても
何かしらヒリっと来るものはあるんじゃないだろうか。


問題があるとしたら、もう少しかかりそうだと、そのくらい。
ではまた次回。