カベジマ研究所2

Legasyswareのゲーム開発と日常をゆるく適当に綴っていくブログ

影響を受けたVGM 20選

時は流れ今は殆ど使われなくなったが、
VGMとはビデオゲームミュージック(Video Game Music)の略だ。


昨今ゲームに使用される楽曲の大多数はwavやmp3などの音声ファイルを
ストリーミング再生するスタイルでゲーム機内蔵の音源を使用するものは
既に存在していない。


バーチャルコンソールやアケアカなど現行機種へ移植されたレトロゲームでは
オリジナルの音源をwav収録していたり、ソフトウェアシンセで再現している)


昔のゲーム機は中に楽器が入っていたと考えれば分りやすいかもしれない。
機械自体が音楽を奏でるのだからその音楽を用意する者も作曲の知識だけでなく、
その機械の知識も持ち合わせていなければならない。


そう言った事情もあって当時ゲームの音楽を作ることが出来たのは
優れたサウンドエンジニアだけだった。


もちろん作曲専門のスタッフもいたと思うがハードウェアやプログラミングも
必要最低限学ばなければならなかった筈だ。


楽曲が良くてもサウンドドライバが貧弱であれば、
その曲の魅力を十分に引き出すことはできないしハードが弱ければ言うまでもなし、
ハードに力があっても音色作りで失敗していれば美しいサウンドは奏でられない。


ゲーム機やpcから素晴らしい音楽が聞こえてくるのを前にして僕らは奇跡を
感じていた。全てを満たし今、音楽はそこにある。それらは言わば神だったのだ。


ハードとソフトの進化と共に不要になっていった啓示は今や忘れ去られ
ロストテクノロジーとなりつつある。


旧時代の不便なテクノロジーが復活することがない以上、
それもまた必然なのかもしれない。だがそれでも学べることは沢山あるはずだ。




今回の記事を書くに辺り当初、
自分が音楽で影響を受けたゲームを10本リストアップしていくつもりだったが
どうしても10本に収めることはできず、最終的に20本のゲームを選び出している。


単にBGMの好きなゲームならば幾らでも挙げることができ、キリがないので
20選ぶならばコレ・・・と言うものを厳選したがここに含まれて居ないゲーム、
或いはコンポーザーにも勿論多大なる影響を受け、リスペクトもしている。
もし、皆さんの思うところのゲームやコンポーザーの名が登場しなかったとしても
お許し頂きたい。


ちなみに思いついた順に列挙していったので並び順には法則はない。




影響を受けたVGM 20選


スタークルーザー(pc88mk-2)
ソーサリアン(pc88mk-2)
エイリアンソルジャー(md)
ヘルツォークツヴァイ(md)
風来のシレン(sfc)
罪と罰 地球の継承者(n64)
メトロクロス(ac)
アサルト(ac)
イメージファイト(ac)
ダライアス2(ac)
沙羅曼陀(ac)
サンダークロス(ac)
雷電2(ac)
達人(ac)
S.D.I(ac)
パワードリフト(ac)
プラスアルファ(ac)
ストライダー飛竜(ac)
ストリートファイタ−2(ac)
ファンタシースター(mk-3)




個々のタイトルに解説を付けようとも思ったが順位は付けたくなかったので
あまり語らないことにする。


恐らくここに挙げたタイトルが色々な意味での基礎となったのだと思う。
どれも自分にとってこの上なく偉大な忘れがたきタイトルだ。


ここに挙げなかったあのゲームの曲やこのゲームの曲もまた素晴らしいが
それらにも順位は付けたくないので、語らずに。


ゲーム音楽の話は1タイトルに絞り紹介するのであればできるかもしれない。
いつか機会があれば、そんな記事も書くかもしれない。
ではこの辺で。ごきげんよう