図らずもクール足らんとは何事か?
色々やってみたいことがある。
色々作ってみたいものがある。
世の人が欲しいと思っているだろうものが
どんなものであるか、おおよその見当は付いている。
でもそういうものを作ってみようと思ってはいない。
そういうものを作ろう、或いは作っている人は既にいるからだ。
世の中には流行と言うものがある。
流行に法則性がないわけではないが流行を数値に置き換えて
評価することは難しいだろうしあまり意味もないだろう。
流行したもの=その時代の最上位かもしれないが
流行したもの=歴史上の最上位ではないかもしれない。
流行したものが最上位である必要性は必ずしもないし
流行は一時の喧騒に過ぎず次の瞬間には視界より消滅しているかもしれない。
流行ると言うことは注目を浴びると言うことだし
注目されたいと言うことは目立ちたいと言うことだろう。
良い物を作りたい。面白い物を作りたい。
でも別に目立ちたいわけじゃない。
純粋に作ったものを機械的に『測定』されたいのだ。
自分のような人間はどう考えても少数派・・・いや唯一無二かもしれない。
だとするならば理解されようはずもない。
まあ、それはそれで仕方ない。
他を圧倒するような何か優れた部分があれば自ずと注目されるだろうが
特にそういうものもなく、流行に乗っていくわけでもなく、
音もなく静かに制作続けているだけならば、必死に頑張るのみである。
ただ現状・・・積極的にロビー活動などを行っていない以上、
少しでも多くの人にレガシスウェアの名を覚えて帰ってもらえるよう
定期的にアプリケーションの公開・無償提供も行っていくべきだと思う。
「ウケたい」と思うことはない。
もし面白いならば「ウケるべきだ」と思っている。
なんと言っても最終的にそれで遊ぶのは自分じゃないわけだからね。
流行るも流行らせるも、全ては世の人の受け止め方次第ってわけで。
クールに行こう・・・と思ってるわけでもないんだけれど
その対応は冷淡なのかもしれない。でもそれは地なんで仕方ない。
見えないその熱を、炎を、感じさせるものを作るんだ。