カベジマ研究所2

Legasyswareのゲーム開発と日常をゆるく適当に綴っていくブログ

オリンピック開会式

東京2020オリンピックの開会式が7月23日20時より行なわれた。

 

どんな経緯があったのか自分はもう忘れてしまったが・・・

今回のオリンピックは開幕前より不祥事やゴタゴタが相次ぎ、

その都度人間も会場も出し物も入れ替えがされて招致当時の

構想で果たして実現に至ったものは何かあったのか?

正直よく分らない。

 

入れ替えする前のものにも当然目の飛ぶようなお金が使われて、

そしてそれは流用もされずそのまま何処かに消えてしまった。

 

開会式の内容への批判はもっともなのだが・・・

お金を使い切ってしまった後を引き継いだ人達にどれほどの可能性が

残されていたんだろうか?

 

仮に辞任した人たちのギャラは満額払われなかったとしても

その時に居たありとあらゆる界隈のスタッフ達には当然だが、

お金は払われているだろう。

 

結局一旦反故にする度に無駄にお金が使われたのである。

 

誰が悪いのか?それは関わった人達みんなだろう。

国民には何の責任も無い。

 

辞めた人も辞めさせた人にも、誰もが責任があるだろう。

出し物としては一つ一つはそこまで酷くはなかった。

でも国家の威信をかけた一大イベントに相応しいものだったのか

と言えば、そう感じた人は殆ど居ないだろう。

 

入場行進にゲーム音楽が使われた事は一ゲームファンとして、

一ゲーム開発者として、一コンポーザーとして、嬉しいものだった。

でも「ゲーム音楽が世間に認められた」みたいな感情は自分にはない。

 

だってそもそも、ゲームの音楽は既に認められているじゃないか?

世の音楽の中では下に見られる事もあるかもしれない。

 

でもゲームの音楽ってゲームを盛り上げる為にあるのだから

ゲームのシーンにピッタリと合っていて曲自体も素晴らしいのならば

それで最高なのではないだろうか?

 

各オリンピックのテーマ曲・・・ロサンゼルスオリンピックくらいは

覚えているが入場行進の曲を覚えていると言う人は居るだろうか?

 

もしかしたら各オリンピックのサウンドトラックには収録されている

のかもしれないが正直誰も覚えていないのではないか?

 

でも、東京2020オリンピックの入場行進曲はきっと誰もが忘れない。

・・・ゲームが好きな人なら尚更だ。

 

開会式は正直拍手喝采出来るような内容では無かった。

それは時間的猶予、予算、パンデミック下であると言う凄まじい状況、

誰かからの無茶ぶりなど、開会にこぎつける事自体が困難と思わせる程

厳しい環境下においては仕方の無いことなのかもしれない。

 

ただ責任を負える人達に関しては誰一人逃げずにきちんと落とし前を

付けてもらいたいと思う。

 

批判されるべきは「そこ」なのだ。