カベジマ研究所2

Legasyswareのゲーム開発と日常をゆるく適当に綴っていくブログ

RPG脱出ゲーム

11月24日、インテンスよりニンテンドーDSiウェア
RPG脱出ゲーム』が配信開始されました!!(要500DSiポイント)
http://www.intense.jp/rpgds/



音楽はナイトメア・リボーンに引き続き、古代祐三氏が手がけていると言うことで
早速ダウンロード購入してみましたが、公式サイトをよくよく見ると・・・?
「タイトルテーマ 古代祐三」とあるので起動直後に流れるタイトル曲のみの
参加・・・と言うことなのかも知れませんねぇ。


何はともあれ・・・RPG脱出ゲーム、早速遊んでみました〜♪
このゲーム、RPGと脱出ゲームを合わせたもの・・・らしいのですが、
そもそも脱出ゲームと言うものをよく知りませんが、DSの『THE 密室からの脱出』
・・・のようなジャンルだと思います。


コンシューマーにも移植された、PCゲームの名作アドベンチャーの『MYST』とか
或いはDSの『アナザーコード』なども脱出ゲームの部類に入るのかも・・・。
画面構成は『Wizardry』に始まるような3Dダンジョンもの、そのまんまで
この辺がRPGたる由縁なんでしょうねぇ。


ゲーム開始するとちょっとした寸劇があり、主人公のギムレット
さらわれた(?)プリンセスを救出する為、怪しげな塔に足を踏み入れる・・・と、
ここから探索が始まります。




主人公は今時の変態ボーイです。この先の展開(やらかし)が不安になりますが・・・。
上画面にはメモ帳(地図)とHP、現在のフロアなどインフォメーションが表示されます。
下画面にはダンジョンのフロアーや部屋の内部など、現在地が視覚的に表示されています。


さて、ダンジョンでの操作は非常に簡単です。移動は下画面の上下左右・末端中央に
表示されている矢印アイコンをタッチする事で行えますが、直感的ではないです。
十字キーでも操作出来るので、移動と文字の送りはボタンで行う方が遊びやすいです。



その他、下画面には「メニュー」「ステータス」「どうぐ」「たたかう・しらべる」などの
アイコンがあり、タッチするとそれに応じたリアクションが返ります。
「たたかう」と「しらべる」はタッチする毎に交互に入れ替わるのがややクセを感じますが
・・・戦闘中の誤爆を回避する意味合いもあるんでしょうかね?


1時間くらい遊んでみましたが・・・RPG的ではありますがこれはやはりアドベンチャーですね。
戦闘はエンカウントではなく、イベントとしてのみ発生(中盤以降は不明)しますし、
戦闘に勝つと必ずレベルが上がり、その度に小ネタがはさまり、更に奥へと進めるように
なりますし(レベルが上がるとHPも全快します)。


但し、戦闘はドラクエなどに見られるような典型的なコマンド入力型のRPGに倣っていますので
途中で選択をミスると敵よりも先にHPが0になり、ゲームオーバーとなってしまいます。
セーブは戦闘中やイベント中以外は随時行えますので、小まめにした方が良いですね。


感想としては・・・ダンジョン移動がスクロールではなく間を置いた切り替えなんで、
ちょっともたつく感じがあります。序盤はフロアが狭いので気にならないかもですが、
後半、上画面の地図をいっぱいに使ったような広いフロアに出くわした時にストレスを感じるかも。
地図はイベントなどで入手しないと表示されないというのも・・・ツライかもです。


オートマッピングで歩いた場所のみをマップ表示、地図入手で未探索の地点も表示する
・・・と言う方式であれば快適だったと思います。


キャラクターも可愛いし、テキストも適度に肩の力が抜けてて雰囲気は良いのですが、
攻略には多少の「気合」を要しそうなので、その辺りの「覚悟」は必要かもです。


ただ・・・ライトな印象なので、フロア数は実際それほど多くはないのかなとも思います。
合間合間に「何かが動いた音がする」とか「バギ」とか「メガ」とか「爆弾1個バッジ」とか
ゲームネタを挟んでくるので、そこに突っ込み入れながら、何だかんだ最後まで楽しんで
しまえそうな1本ですね〜。類似するゲームを挙げるとすれば・・・『魔導物語』かな?


戦闘時のモンスターのアニメーションなども楽しいですし、コレ悪くはないと思いますよ♪


※追記:現在レベル9です。ゲームの進行の度合いはレベルでも判断できます。
3Dダンジョン以外のシーンもあります。


※追記の追記。進行の度合いが上記の直後・・・エンディングを迎えてしまいました!!
まだまだ先が続くと思っての、今回のプレイリポートだっただけに正直驚いた・・・。
つまらなくはないです。面白おかしいです。ただ、ビックリするくらい短いです!!
ネタバレになるのでこれ以上書きませんが、300円なら満足・・・かも・・・。